重慶火鍋50強の第一位のお店で3時間待った結果!

10月3日

前回から続きマス

磁器口古鎮の喧騒から抜け出し駅に向かうことにした。

すっかり日も暮れ・・・向かうは夕ご飯だっ(*'(OO)'*)ブヒ

磁器口站はやはり相変わらず混雑していて、
自動券売機では処理しきれないのか臨時で手売りのチケット販売所が
設けられていた。

行き先の値段を言えば、その値段のチケットを売ってくれるようになっていて
自動券売機に並ぶよりずっと早い!

手売りで4元分のチケットを購入した我々が向かったのは七星岗站、、、

愉快な仲間ちゃんがどうしても行ってみたいという店の最寄り駅だ。

磁器口站から七星岗站までは1号線で乗り換えなしの1本!
30分ほどで到着したあとは、緩やかに続く長い長い坂道を10分くらいひたすら歩いた。

いや〜重慶ってマジで坂道ばっかり(ꐦ ´͈ ᗨ `͈ ) '`,、ワラエナイヨ

上海って坂道が全くないからね、、、新鮮だけど疲れるw

こうしてたどり着いたお店がコチラ ↓

渝味晓宇火锅(渝中区 枇杷山正街86号)

人だかりがすごい・・・

だって、遠目からでもソコに店があるんだろうなぁって
一目で分かるくらいに人が集まってるお店だもの。

周辺にはコレといって何もないので、ココの前だけに人がいる・・・そんな感じ。

が、こんなことでビビってはいけない。

とりあえずお店の人に話しかけてみると
「予約してないの?じゃあアッチで聞いてー」と追っ払われた。

アッチ・・・





アッチ・・・




って、店の向かい・・・・・




コレかーっ(;゚(OO)゚)ブヒイイイィィ-

店と道路を挟んだ向かいに更に人が待っている。

階段を上った先にいるお店の人に話しかけてみると

「予約なし?3時間は待つけど?」とサラリと言われた。





(ؓؒؒؑؑؖؔؓؒؐؐ⁼̴̀ωؘؙؖؕؔؓؒؑؐؕ⁼̴̀ )ぬ!





愉快な仲間ちゃんは「あ♪全然いいよ〜✨」だって・・・

あんたいつからそんなキャラになったんだ?
普段は待つのとか嫌いじゃなかったっけw???

と思いつつ、お店のお兄さんに「3時間待ってもいいよ」と返したら
結構びっくりした顔された・・・(笑)
フツー諦めると思ったんだろうなぁ。

何故こんなに人気があるのかというと、コノお店・・・

重慶火鍋50強という人気ランキングで

ココ何年も1位を維持しているからである!!

愉快な仲間ちゃんが、3時間待ってでも食べたい♪のは
コノ重慶No.1を是非味わってみたいからなのだ。

確かにワタクシだって重慶No.1火鍋は是非食べてみたい!
だからココに来たのだが、3時間も待つくらいだったら
個人的には他に気になる火鍋屋さんも多々あるわけで、
別に今日ココにこだわる必要もないんじゃないか??とは思ったが。

愉快な仲間ちゃんの意志は固い!
むしろ「3時間待つほどの火鍋なんてますます気になる
なーんてやる気満々だ!
・・・Ahこんなことなら磁器口古鎮でおやつに担々麺を食べておくべきだったw

とはいえ、上海の大人気店などでも待ち人の多さにビビった割には
意外と早く席につけることが多いから、3時間とか言っておいて
実際には1時間半待ちくらいでいけるだろうとタカをくくっていた。



が、そんな考えは、クソ甘かった∩(;; ;°;ਊ°;)∩



・・・待っている間に分かったんだが、

ココで待っている人達の半数くらいは予約の人なのだっ!!!

予約しても、待たなければいけないお店・・・
(中国は日本のように混雑時は2時間制で〜とかないので時間が読めないのよね…...。)

つまり、我々は到着してお店のお兄さんに「待つ」と告げた時点で
やっと予約したことになった感じ??

道理で、後から来た人達が30分とか1時間待ったくらいで先に案内されていくわけだ。
彼らは事前に予約してあって、おおよその見込み時間を告げられているので、
ソノ時間に合わせて来てみたが、結局待った・・・てな感じなのだと思う。

うう、、、マジか。

予約なしでいきなり来た組だけがどんどん取り残されていくので

待ち人がお弁当を食べ始めたりする始末だ。

これから火鍋食べるんじゃないんかいっ(;゚(OO)゚)ブヒイイイィィ-

10月初めでも昼間は暖かだったので軽装だったが、
さすがに夜に外でずーーーっと座っているのは冷える。

途中でお手洗いを借りにお店に入ってみた。

ローカル色満載のちょっと小汚い店である・・・

こういうお店が意外と美味しいのはよく分かるが、よくもここまで人気が出たもんだ。


↑ 写真の中で立ち上がっている青のグラデーションの服のお兄さんが客さばきの担当

いくつか店舗があるので、他店舗に空きがでるとお店が車を用意して
他店舗に客を送ったりしているが、
我々は土地勘がなさ過ぎるので安易に移動したくない。

ってことでひたすら待ち続けた・・・

で、、、







本当に3時間以上待った∩(;; ;°;ਊ°;)∩






客さばきのお兄さんの正確さに感服したわ・・・。
さすが長年人気店の客をさばいているだけあるわw
まさか本当に3時間待つ事になるとは思わなかったわいっ!

お兄さんも最後は「長いこと待ってたねぇ、次はあなたたちの番だよ」と
優しく言ってくれた・・・なんだかコレだけで既に達成感があるよw

すでに時間は夜の11時前くらい!

やっとビールだぉ。。。(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)

重慶では、锅底(鍋スープ)は無料なのね、基本。
辛くないスープと2色になる鸳鸯锅になると有料になる。

上海だったらわざわざ「重辣」でお願いするところだが、
ココは基本の辛さで・・・

前日の串串香ではあまり驚くほどの辛さではなかったのもあって
強気で攻めたかったのだが、お店の方が「うちは基本で充分に辛いからね!」
と、やたらとノーマルを勧めてくるのでので、やはりビビってソレにしたw

具材は、やっぱり重慶らしいものをチョイス。

高級な限定品の稲田毛肚(センマイ 半斤64元=約1,167円)・・・

かなり高いが見るからに新鮮で美味しそう

上海だと火鍋は羊肉をメインに食べるケド、重慶だと内臓系が強い。

鲜鹅肠(ガチョウの腸 18元=約328円)重慶火鍋の人気具材。

やっぱり肉もね♪ってことで现切鲜肥牛(48元=約875円)

ココには羊肉など置いていないのだっ!

そして、メニューからチョイスした野菜など・・・(各5元〜8元=90円〜145円)

野菜や豆腐は、値段の割にはそれぞれの量が少ないのが気になる。

そして、山盛りのニンニクが入った器がドンと置かれる。

上海で食べる火鍋は色々な調味料を自分で組み合わせて自由につけダレを調合するケド
重慶ではこのニンニクに卓上にあらかじめ瓶ごと置いてあるごま油やお酢を入れたもので
シンプルにいただくスタイルだ。

早速、牛肉から・・・






おおおおおーーーーーっ!


さすがに辛いっ(⑅ n´∀`n)キャッキャ






トラコミュ
激辛大好きあつまれ!激辛なんでもOK!



いや、厳密に言えば、、、唐辛子の辛さは大したことがない。

が、(しびれる花椒の辛さ)がスゴい!

なので、口当たりがいいのだケド、気がつくと口の周辺の感覚がなくなっている。

鹅肠は長ーい!

が、

スープでしゃぶしゃぶするとあっという間にシュルシュルッと縮む。

人生で初めてのガチョウの腸だケド、駄菓子のよっちゃんイカみたいな
ギュギュっとした噛み応えでなかなかイケる!
・・・味?
味は、麻辣の味だからガチョウの腸そのものの味なんて分からなかったから
多分淡白なんだろうと思う(←テキトーだな、おいw)

基本はニンニク&ごま油でいただくのだが、
頼めばネギと香菜の薬味も出してくれる。

個人的には、麻辣のスープと香菜とのコラボは最高だと思っているので
コレはうれしい!(でも重慶的には多分、邪道中の邪道w)

なんせ、上海で食べる火鍋に慣れてしまっているせいか、

ワタクシには味がシンプルすぎて物足りないのだ( ᵌ ㅊ ᵌ )

”辛さ”ということで言えば、やはり本場!って思えるシビれ具合なんだケド
ベースの出汁っていうのが感じられない、簡素な鍋スープなのね、、、
あまり旨味がなくて、ただただ唐辛子と花椒の刺激だけ。

上海ではさまざまな火鍋スープがあって、濃厚な牛ベースや鶏ベースに
麻辣の刺激が加わるので、その分刺激は弱いケド、味がしっかりしている。
でも、本場ではベースのスープが薄くて麻辣の刺激だけが強い。
それに加えてつけダレもニンニク&ごま油なので、どうしても単調でチト物足りない。

コチラも重慶名物、酥肉

唐揚げ?肉の天ぷら?そんな感じのものだ。

上海でも重慶火鍋のお店などで見かけるケド食べた事なかったので
今回が初めて✨


で、、、コレも麻辣なのねーっ(° ꈊ °)✧キラーン


辛いの・・・しかもいい感じで。



「酥」というのは”サクサクとした〜”という意味なのだケド、
その言葉通り、サックリとしていてマーラーで✨

こんなの、ビールに最適すぎるアイテムじゃないのー(*'(OO)'*)ブヒ

上海でずっとスルーしてきたことを後悔するウマさっ!
コレは上海でもちゃんと食べないとダメね!

長いこと待ったせいで飢餓状態だった我々は更に追加しちゃう。







一応・・・・








グロ注意!!









鲜脑花(8元=約145円)
豚の脳ミソよっ!

お店の方が、一気に鍋に投下してくれる!

ちなみに鍋がこうして仕切られているのは、仕切りごとに違う具材を入れるためらしい。

それにしても、いつの間にかこういう食材も余裕で食べられるようになってしまった・・・w

さすがに、コノお店のように丸ごとリアルでご登場あそばされると
ウエッと思うケド、鍋の中で火を通したものを食べると

「うん、やっぱり白子みたいでおいしー(⌯꒪͒ ૢ∀ ૢ꒪͒)

ってなってる(笑)

人間の適応力ってすごいなぁ、、、しみじみ。

このままだといつか虫も食べてしまいそうだ。
(って、よく考えたら子供の頃にイナゴは食べてるわwww田舎もんなんで!)

そもそも火鍋って、鮮度の悪いものだったり臓物系だったりの
臭みを緩和するために麻辣スパイスでごまかしてたりしたのだろうか?
それとも麻辣味だからこそ、なんでもござれになったのだろうか?

さすがにしびれまくったので、ワタクシとあろうものが弱気になり、、、

途中でマンゴージュースで解麻したw

解毒ならぬ、解麻!
びっくりするくらいに口のしびれが取れて、まだまだ食べられるようになる。

具材の残り具合をみて、お店の方がスープを足してくれた。
コレが、、、スープだったのかただの水だったのか?

なんとなくただの水だったような気がする。
ものすごく味が薄くなって、辛さも落ち着いてしまった。

確かにしびれには結構ダメージを受けたが、全体的な辛さでは
もっと辛いモノを上海でも経験しているなーって程度なので、
ビビるほどではなかった気がする。

ただ、上海で食べる火鍋よりも油っこくないのが特徴的!

食べまくっても全然胃もたれしないの。
※上海では、、、火鍋食べると翌日ちょっとお腹の具合が悪くなったりするんだケド、ソレがない!

全然胃が熱くならなくて、すごくすっきりとした後味なのが不思議だわ〜✨

とはいえ、、、





3時間待った価値があるかと問われれば、、、ないなw!!

お会計は248元だったが、小銭を探していたら240元(=約4,376円)にまけてくれた。

前日の串串香と比較してしまうと、かなり高くついた。
牛肉と毛肚はわざわざランクの高いものを注文したのだから仕方がないんだケド。

毛肚は前日の有名店でもなんでもない串串香の店で食べた18元のものと比べて
全く代わり映えしなかったし。
それに野菜とか豆腐とか、、、高いよね??

店の前で拾ったタクシーで宿に向かう中、運転手さんから
「あそこの火鍋屋で食べたんだろ?どうだった?」
と聞かれた。

仮に待たずにすぐ入れたなら「すごく良かった!」と言えたと思うが、
なんせ3時間も待って期待が高かった分、その割りには普通だったなぁという思いが強くて

「まぁまぁだったよ」

と答えた。

「いくらだった?」と聞かれたときに、

愉快な仲間ちゃんが何故か「150元」と答えた。

え?240元だったじゃん?と思ったが、ワタクシは黙っていた。

すると運転手さんが

「へぇ〜そりゃあ高いね!俺たちが普段行く店は2人だったら100元以内だよ!」

っておっしゃってた。

おーおー!

ホントは240元だったなんて言ったら馬鹿な観光客だって思われたに違いないw

ちなみに運転手さんにオススメの火鍋屋さんを聞いてみた所、

「火鍋って、どこで食べても同じだよw」

だって!!

うーん、分かるような気がしないでもないw

・・・つづく

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