餃子がいっぱい・・・・・
突然、猛烈に水餃子が食べたくなったワタクシ。
出前アプリを使って、水餃子を注文した。
こういうアプリというのは非常に便利でござる。
上海生活4年以上になるというのに、いまだに中国語の発音に不安が残る,,,,,
いや、不安だらけで通じないこと多数のワタクシにとっては
文字ならばどうにかなるので、軽く出前を頼めちゃう!っていうのが、
こういうアプリのステキなところだ。
ってことで、水餃子を注文して、届く前に羅輝男のお散歩へ❤と、
るんるんでお散歩しながら、水餃子&ビールの今夜のお供に
何のDVDを観ようかしらん♪なんて考えていた……
ら・・・
例の水餃子のお店から着電。
まぁよくある。住所の確認だったりとか、
注文の品がないから別のものに替えていいか?とか聞かれるのだ。
コノ時は前者だった。
だが結構細かいことを聞かれて、東西南北の感覚に疎いワタクシは
ちょっとパニックになりながらも、◯◯路をまっすぐ行って、左です!とか
なんとか伝えてホッと一安心だったのにも関わらず、
なぜか、
「あなたの注文をキャンセルしました。理由は忙しいからです」
という出前アプリからのメールが届いた。
え?つい今さっき5秒前くらいにお店の人とお話したんだけど??
慌てて、アプリを開いて確認するも、やはりキャンセルされている。
どういうこっちゃ!とすぐ今かかってきた番号に掛け直そうと思った時に
フト思いとどまった。
そういえば、さっきの住所確認の電話・・・
最初は上海語で話してたなぁ〜。
幸いにも近所の地名くらいの上海語は聞き取れたので
普通語で返したら、その後は普通語で対応してくれたのだけど、
ワタクシの中国語(普通語)がイマイチで、何度か聞き直された場面があった。
思えば、ワタクシとしては意思の疎通がはかれたと思ったが、
相手は訳分からなかったのかもしれない。
何言ってるかよく分かんねー、えーい!キャンセルで!
ってなことだったのかもしれない・・・・
電話を切ってすぐにキャンセルの通知が届いたタイミングの悪さからして
そこまで妄想が膨らんだワタクシは、電話を掛け直して確認する勇気が湧かずに
キャンセルを受け入れた。
・・・でも、水餃子食べたーい!!!
そもそもソノ時の我が家には食材としてはキャベツとトマトくらいしかなくて、
このままでは茹でキャベツのポン酢かけ&冷しトマトっていうヘルシー過ぎる夕食に
なってしまうじゃないか!
なんとしても水餃子が食べたい!と思ったワタクシは
再びアプリを使って、先ほどキャンセルされたお店の別店舗に
ほぼ同じ内容の注文をした。
コチラの店舗については、住所確認の電話がかかってくることもなく
スムーズに受注された様子で、およそ40分後には届けますよ〜との通知が来た。
羅輝男の散歩も終え、ワクワクしながらテーブルのセットをして
DVDの選定も済ませた頃にちょうどお目当てのものが届いたの・・・
ドアを開けると
ふぁ??
何故か2人のメンズが、それぞれに荷物を抱えて立っている。
コレが花束でも抱えたイケメン男子2人だったら嬉しいところだが、
どう見ても・・・出前の品。
しかも、それぞれ4つずつパックをお持ちで。
どう見ても、同じところの配達員が2人掛かりで届けに来たってわけではなさそう。
不審な表情のワタクシの心中を見透かすように、1人が口を開いた。
「ちょうど、彼の店のも届いたみたいだよ♪」
ん?
彼の店のも届いたよ♪・・・じゃねーよ!!
どういうことだってばよ??
何故か、おヒトリ様のワタクシのテーブルが沢山の出前の品で埋め尽くされる。
どうやら・・・
アプリ側からキャンセルの通知が来た最初の水餃子屋さん、
キャンセルじゃなかったらしい!
なんせ、どっちも同じ名前の店で店舗が違うだけだからややこしい。
◯◯店はどっちなの?と聞いたら、右側のお兄さんが自分だと言う。
あなた方、キャンセルの通知送って来たわよ!
だから、(左側に立つ別店舗の彼を指し)彼の店に再度注文したのよ!
こんなに沢山、どうするのよ!!
・・・と一応言ってみた。
右側の彼は、そりゃーね、ただ配達に来ただけだから事情は知らないんだろう。
びっくりしながら、自分のスマホで受注状況とか見せてくれて
キャンセルなんて知らなかったという。
老板、あいつ、キャンセルボタン押し間違ったんじゃね?みたいなことを
ブツブツ言ってるw
まぁ、彼を責めたところで仕方がないのは分かっているから
お金を払った。
一方右側の彼は何の非もないわけで、ニヤニヤとソレを見守り、
お金払って〜って感じ。
仕方がない。っていうかこっちの店舗は後から注文したお店で
実際何の問題もないわけで、お金払うしかない。
その結果が、
コレ!!!
どうすんだよ!こんな大量の水餃子!!!
悲しいかな。
しばらく水餃子生活が続くことになった・・・。
あんなに食べたかった水餃子も食べても食べても減らないとなると
なんだかうらめしく,,,,,美味しく頂くというよりただの消費活動に思えてしまう。
毎日「今日は何を食べようかな❤」と考えることだけが
幸せなワタクシなのに、しばらくコレを食べ続けなきゃいけないということを
考えてしまうと苦痛だし・・・
くそー!!
やはり使いこなせない人間はアプリなどに頼ってはいけないのよ!
中国語が危ういワタクシも、スマート機器に弱い某水餃子屋の老板もなっ(*٥̀д٥́*)!!
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