燃面って何?…ソレは燃える麺なのだ!



「今年地下鉄12号線が通って、マンションのすぐ横に
 駅が出来るのでとても便利になりますヨ♪」

そんな甘言にだまされw

今のマンションに暮らし始めたのは2011年4月。

あれからもうすぐ丸3年を迎えようとしているが、
地下鉄12号線はいまだ開通していない...(ะ`♔´ะ) ガルルル
↑大家さんが悪いわけではない、中国のテキトーな工事計画が悪いのだ!多分...

まぁ、おかげで強くなったと思う。
徒歩1時間圏内くらいの場所をひたすら歩きまくってバス停をチェックし、
暮らし始めて2週間目くらいで言葉もシステムも分からないのに
1人でバスに乗ってみたりした。

訳分からん場所に行ってしまったら歩いて帰れるように、
どこをどう曲がったのかバスの中からギラギラ観察していた。

おかげで変な汗をかきまくった。今や懐かしい。

が、近隣散策をしっかりやっていたつもりだったのにまだまだ知らなかった場所…
歩けていなかった場所が多々あることを最近知った。

それは、いつぞやワタクシが上海サイゼリアデビューを果たした時のこと。

ソノ時のブログにも書いたのだけど、
マンションから比較的近い場所なのに全くのノーマークだった地帯があるのだ。

具体的にいうと、地下鉄1号線の終点駅”莘庄”からやや西寄りに15〜20分程度歩いた場所。
前回サイゼリアで安さ大爆発の食事をそれなりに楽しんだ後に
せっかくなので散策〜という最中、ちょいと気になるお店を発見していたのだ。

なので、今回はソコに行ってみたという、相変わらずマニアックな話題をお届けする次第。
(七宝や莘庄のマニアックな話題も、一部では需要があるようなので勇気を持って書いていくw!!)

さて。ソノ気になったお店はコチラ。

蜀南面馆(莘沥路×七莘路 莘沥路39号)

「四川」という文字が、麻辣中毒のワタクシを魅了した上に、
面馆ってことは当然、ワタクシがこよなく愛するアノ担々麺なんかの存在を
期待してしまうわけで

そんな期待を胸に訪ねてみたコノ日。
相変わらず、一般的なランチタイムを外しているせいなのか、
店内にはお客さんは誰もおらず( ᵅั ᴈ ᵅั;)〜♬

なんとなくお店を取り仕切っていそうなおばちゃんと若い男性の二人と
ワタクシの一騎打ちの様相を迎える。(何と戦ってるんだよw!)

しかし、一瞬身構えたワタクシと相反してコノお二人...とても愛想がいい♪

メニューを持って来てくれた後に、じっと隣で待たずに一旦引いてくれるのも
上海のお店としてはうれしい。
(中国ではメニューを渡したらそのまま服務員さんが隣でオーダーを待ってるケースが多くてあせるの…)

面屋さんなので、当然メニューには多くの面(つまりはラーメン)が並んでいるのだが…





担々麺が!





ない!щ(゚д゚;щ)

いやいや...四川とか言ってソレないのは反則じゃね??

とは言え、とても愛想のいいおばちゃんと若い男子…
コノお二人と一騎打ちの状況である。
温かいお茶も満面のスマイルでついでもらってしまった。
今更ココで何も食べずにお店を辞するというのはさすがに心苦しい。

今一度最初のページからメニューを見直すとどうやらコチラの看板メニューは

”宜宾燃面”なるものらしい…。

うむ。壁にもソレの説明が。

特に歴史が古いものではないようだけど…

政府関係者(?)か何かの方が食べて大絶賛

コレはどんどん広めて残していきたい!と提言

様々な支援を得て、「中国名小吃」の一つに選ばれる。

そして近年、文化遺産になっちゃった^ω^*)エヘヘッ。。o+゚

ってな感じ?日本で言うB1グランプリ人気メニューみたいなものか??

まぁせっかくなので、ソレをいただいてみることに…。


ソレが…





コレだ!



宜宾燃面(16元=約265円)

見ての通り…和え麺デスな。

今時このボリュームでスープもついてコノお値段(° ꈊ °)✧˖°オホッ!

THE・優秀〜

まぁ、運ばれてくるやいなやワタクシがご機嫌になったのは
値段に対するボリューム感だけの話ではない。

漂ってくる…ワタクシの愛する花椒の香りが私を一気に笑顔に戻してくれたのだ!
本当は、担々麺が食べたかったのになぁ〜というちょっとした残念な気持ちが、
コノ香りを感じただけで一気にすっとんでいく。

そしてたーーーーっぷりのトッピング♪

ご覧の通り、肉味噌らしきもの、高菜、砕いたピーナッツだ。

構成としては汁なしの担々麺と差不多じゃないか(۶•̀ᴗ•́)۶

まぜまぜしてみる…。

まぜまぜする間により一層立ちこめる麻辣の香り…♪

ああ、コレは期待が持てるなぁと思った。

そして、その期待は裏切られない!!!

花椒の風味満開なしびれる感覚がとにかくたまらないっ( ๑˃̶ ॣꇴ ॣ˂̶)♪⁺

辛さの方はさほどでもないのだケド、高菜漬けの塩気と花椒の風味が
とにかく食欲をあおる

麺に入ってくるナッツは好みではないのだけど、
コノ宜宾燃面については必要不可欠なものなのだろうと思わせる
相性の良さ。

かなり薄味の付け合わせのスープはぬるくて、
最初に一口飲んだ時は「なんだコレ?」と思ったケド、
お口の中のしびれる感じを時々緩和するには、このぬるさがいいのかもしれないっす。

和え麺でありながらスルスルっと喉を通っていくのだけど、
それには秘密があるようで、

ものすごく油っこい...(´・ω・`)

そして、その油の多さこそがコノ名前の由来なのだそうだ。

燃面=燃える麺

油がたっぷりで火をつけたら燃えそうだからwということから名付けられたみたい。

ソノ油っこさは人によっては好き嫌いがあるのかもしれないケド
コノ日のワタクシの胃袋は絶好調だったのか、
そんな油っこさも特に気にならずに非常においしく食べられた♪

ただ、こまめにお茶を継ぎ足しに来てくれる若い男子のスマイルが
油っこさを緩和してくれた可能性も否定はしないw

なので、また行ってみたいな

若い男子のスマイル目当て?いやいや... (;^ω^A ァセァセ


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