七宝老街でやみつき系杂酱面!


コノ日は、日本円を人民元に両替するために、家の近くの銀行に行った。

初めて使う銀行だったが、入口で外貨両替をしたいと言うと
何故か奥の部屋に案内された・・・


その部屋、贵宾なんちゃら〜と書いてある!!





・・・VIPルームじゃねっ(⑅∫°ਊ°)∫??





どうしてだろう。

順番を待つ間、ぼけーっと眺めていると、
何十個もの札束を持ってくるような人達ばかりがいるお部屋だ。
(しかも、ソレをなんてことない紙袋に入れて銀行に来るからすごいっw)

何十個もの札束を確認するので、窓口でも非常に時間がかかっていて
エラいこと待たされた。


こちとら、ただ所用でたったの2万円分を人民元に替えたいだけなのにー。


やっと自分の順番が来た時には、何故だかみじめな気分になる。


レ・ミゼラブル・・・


しかも中国人はプライバシーの概念が日本人とは大きく異なるので
ワタクシが窓口にいようが、別のお客さんがやって来て銀行員の方に話し出したりする。

すごくフツーのおばちゃんなのに、すごい札束をバッグにねじ込んでるし・・・

今は円安のせいもあって、2万円は約1,000元分だ。
100元札で10枚・・・

み、見ないでー。
たった10枚の100元札しか持たないワタクシなどコノ部屋にはふさわしくないのだ。
(実際は決してはした金ではないと思うのだが・・・)


レ・ミゼラブル・・・


意味不明なやりきれなさを抱え、その気分のまま七宝老街へ向かった。

なんだか、庶民的な空気を求めたのだと思う。

ちょっとした人ごみを抜けて、実は以前から軽く目を付けていたお店にたどり着く。

家加吉(宝南路536弄96号108室)

お店というより、屋台に毛が生えたような感じで
行列があるわけでもなんでもないが、常にお客さんがいる・・・そんなお店だ。

注文すると、ちゃきちゃきと店頭で調理してくれる。

手際もよくて、見ているだけで気持ちがいい。

ああ、アノVIPルームの居心地の悪さから解放されてのコノ温かさ……しみるw

杂酱面(10元=約192円)

お店のお姉さんに、「辣酱要不要?」と聞かれて、
反射的に「要!」と答えてしまった。

ビニールを掛けたお皿に盛られて、ホカホカの湯気をたてていて・・・

その香りがもうっ(*'∀'人)*+めっちゃ好み!!

果たして、早速一口食べてみると・・・

期待は裏切られないのーーーーーっ(° ꈊ °)✧˖°オホッ!

なんだか、ビックリするくらいに美味しい✨

辣酱を入れてもらったのでピリ辛ではあるが、あくまでほんのりとした辛さで
ベースは甘くてしょっぱい味付けで濃いめだ。

太い麺がとにかくモチモチとしていて弾力が抜群!
濃いめのソースに負けない存在感を放つ!

とにかく、コノ太めの麺と濃いめのソースの相性が抜群だ!!
少し入ってるモヤシのシャキシャキ感はいいアクセントになってるしね♪

もちろん見た目の通り、油っこさはある。
でも、量が適度なので味の濃さも油っこさも気にならないうちに完食できちゃうのだ。

BBAでもなっ(° ꈊ °)☝

たった10元で、コノ満足度・・・尊敬するレベルだ。

お店のキャパが小さいせいもあるのか、持ち帰りで買う人が多い。
いや、多いっていうか後を立たない。

見ていると、酸辣粉も大人気のようだし、今度はソノ酸辣粉を食べに来てみるか。

やはり、ワタクシにはVIPルームよりこういう方が似合うんだなっw


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