おやじがギャンブルで借金したせいで移転したお店
10月初旬、、、
コノ日は日本からいらした方々とご一緒することになった。
ちなみに、、、皆様の上海訪問の目的はお仕事でも観光でもなく。
SNH48の劇場観戦❤ワォ!!(゚∀゚屮)屮
…….ワタクシ、コノ日まで”SNH”なのか”SHN”なのかもよく分かっておりませんでしたw
↑ ちなみに中国語でアイドルグループは「偶像组合」デス・・・
そんな時代について行けないBBA3●(ババァ30ウン歳)がアイドルに負けないのは、
食い物部門だけっ( ´(00)`)ブヒ
リクエストはやはり、、、旬の大闸蟹(いわゆる上海蟹)ってことなのだケド、
専門店で蟹尽くしみたいなのはノーサンキューとおっしゃる。
難しい、、、ワタクシ昨今は辛いモノばっかり食べてるから
大闸蟹がありそうで専門店じゃない店とか知らない。
そこで先方から候補として上がって来たのが、、、
林林餐厅のような個人営業の小ぢんまりとした上海料理店。
最初に挙げられたのは、进贤路にある兰心餐厅だ。
実は今回ご一緒する方のうちのお一方は上海留学のご経験がおありで、
ワタクシよりも中国語がお上手で色々とお詳しい・・・
うう、、、BBA3●、食べ物部門でも出番無し。
ただのデブなBBAじゃないか、、、(;´༎ຶД༎ຶ`)
(自分の名誉のために勝手に付け加えると兰心餐厅の存在は知ってたぉ!ドヤァ!でも思いつかなかったのね、コノ日は)
が、残念なことに兰心餐厅はめっちゃくちゃ人気なので当日では予約できなかったようだ。
↑
进贤路には、実はこうしたこじんまりとした個人経営の上海料理店が
沢山あるのだ。
オサレ感とかゼロだケド、素朴な雰囲気で、
おそらく昔から変わらない味を提供し続けている愛されるお店が何軒も並んでいる。
ってことで、进贤路を攻めたところ、やっと当日の予約が取れたお店があった。
一家人餐厅(进贤路×茂名南路 进贤路128号)
兰心餐厅などは店の外に待ち人がいるくらいの人気っぷりだが、
コチラはそうでもない。まぁコノ激戦区で当日予約が取れるくらいだから
”アレな感じ”なのかなぁ〜と思いつつ、店に入ってみると、
狭い店内はお客さんでしっかり埋まってる♪
ちなみにワタクシが最初に到着したので、予約したうんぬんと告げると
2階席に案内された。
しっかりと歴史を感じるベタついた階段を上るとそこは、、、
客を迎え入れる気ゼロな空間が広がる・・・(笑)
物置やんけっ☭(;´༎ຶД༎ຶ`)☭
仕方ないので、他の方々を待つ間にテーブルと中央に寄せ
座り易いように椅子を配置したのはワタクシだ!(どやぁっw)
そうこうしているうちに全員揃ったので、早速注文をしようと思ったら、
あー、ソレない。ソレも売り切れた!の連発!!!
出たよ出たよ!
中国ではごくごく普通のパターン。
メニューにあっても今日はないっていうのは中国では当たり前。
コノお店のように注文の段階で言ってくれるなんて非常に良心的だ。
しばらく待った後に「注文した◯◯が来ないんだけど?」と尋ねると
「今日ソレないから」とにべもなく言われるパターンに何度遭遇したか!
ないなら最初から言ってくれ💢!!
あーあ、腌笃鲜食べたかったのにな。
ってことで、いささか不本意な内容の注文になってしまったが、
お店の方のオススメなどを交えて注文を済ませて待っていると、
あっという間に料理がやってくる✨
……ホント、中国は早い!
酒香草头(18元=約325円)
おかみさんオススメの一品で名前の通り、かなりお酒が効いてる!
・・・いや、酒臭過ぎるw
どう考えても、白酒の臭いだわ(ી(΄◞ิ౪◟ิ‵)ʃ)
↑ ワタクシいまだに白酒への苦手意識が拭えませぬ・・・
ちょっとヌメりがあって、モロヘイヤみたいな感じ。
最初は白酒臭さにうわっと来たケド、食べていくうちに馴染んでくる。
恐るべし、中国料理の魔力。(そういや草头って日本語だとなんていうお野菜なの?)
お次は卵焼き・・・正式名称は分からず。
だって、エビの紹興酒蒸しを注文したんだケド
「エビないから、卵焼きでいいわね♪」っておかみさんが勝手に決めたからw
どういう思考回路でエビから卵焼きになるんだよ(笑)!
ま、外さないメニューだからいいケドさ・・・
毛蟹年糕(42元=約758円)
キタキタ❤
大闸蟹だって言ってたから、大闸蟹なんだろう。
お餅と一緒に甘辛く味付けされたもので林林餐厅でも食べた。
でも、、、林林餐厅より大分甘いなぁ〜。
個人的には圧倒的に林林餐厅の方が好きだ。
红烧肉(30元=約542円)
日本で言うところの豚の角煮。
コチラは打って変わって、あんまり甘くなくて好みの味!
上海のはとにかく甘くてコテコテしたものが多くて
最近は全然そそられないなかったケド、コチラは意外といい感じ。
見た目は全くそそられないんだが、、、(・〜・)ゞ ウーン
麻辣豆腐(18元=約325円)
勿論、上海料理の店なので四川系のバリバリな辛さはないが、
それでも結構しっかりと麻(シビレ)が効いていて、なかなかのモノ✨
全体的に可もなく不可もなく、、、ってところかなぁ。
ちなみに、冷えたビールは3本で無くなって(笑)、以降ヌルいビールを飲むことになった。
もうちょっと食べられるね〜ってことで、2品追加!
葱姜花蛤(28元=約506円)
コレが、、、起死回生の一発となった❤
めっちゃ美味しいのーーーーーっ(n╹ω╹)η ✨
アサリを生姜とネギ油で味付けたもので、めっちゃビールにも合うし
良い香りで食欲をそそるっ!
蛋炒饭(12元=約217円)
〆はチャーハンね。
あまりお酒を飲まれない方がいらしたのもあって、ご飯モノもしっかりと。
盛りつけが家飯か?ってくらい雑だ(;´༎ຶД༎ຶ`)
ってことで、コレも期待していなかったが、、、
意外に(失礼w)美味しかった。
中国のチャーハンにしては油っこくなくて、サラサラっと食べられちゃう。
コノ日は4人で265元(=約4,784円)
なるほど林林餐厅ばりの満足度だ。
だケドも、、、肝心の蟹の味付けが林林餐厅の方が美味しかったのもあるし、
ココでは注文したくてもないものが多かったのがちょっとイマイチひっかかる。
やはり林林餐厅は偉大なのだということを改めて感じた夜でもあった。
お店の方はとてもいい感じで、明るいおかみさんとテキトーな感じのオヤジさんがいる。
おやじさんは帰り際にカタコトの日本語で「サヨナラ」と送ってくれた。
_______さて、コノお店には後日談がある。
最近、コノお店の隣に12月にオープンした真田食堂という日本料理店に
寄ったのだが、ソノお店の方からコノ一家人餐厅が移転したと聞いた。
どうやら、あのいかにもゆるい感じ(でも多分いいひと)のおやじが、
ギャンブルで負けまくって、なんと、、、
日本円にして1億円レベルの借金を抱えたそうだ。。。
で、ヤ●ザ的な人達がやって来て地上げに遭い、ココはもうない。
といっても、ソコはアノ明るいおかみさんがついてマスから!
すぐ近くで移転営業されているようデス。
新しいお店の名前は进贤私房菜(进贤路148弄1号)
いやはや、たまたま行ったお店が3ヶ月後にはこんなことになってるなんて、、、
人生何があるか分かりませんねー(という浅いコメントで〆るのかっw)
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