少数民族の結婚式@三峡人家

9月29日

前回から続いておりマス。

すでに三峡の第一の渓谷、西稜峡に入っている。

晴天に恵まれたまぶしい朝日の下、8:30から早速観光開始ー!

下船の際に

こういう首掛けタイプの識別パスを渡される。
(紛失すると100元弁償しなきゃいけない!!!)

三峡人家

コチラの観光はオプションで1人280元(=約5,388円)
船の部屋番号ごとに10数人程度ずつのグループに分けられ、
それぞれに現地ガイドさんがついて下さっての観光で、

我々はやはり欧米人チームに組み込まれ、ガイドさんも英語で説明ー。
この先の観光も全て英語のガイドさんがついてくれるので、
恐らくこういった事も外国人はプラス500元という客船料金に含まれるのだと思う。

ま、何度も言うケド、

ワタクシの場合は

中国語だろうが英語だろうがチンプンカンプンwだけどなー

かつてココで暮らしていた少数民族のトゥーチャ族(土家族)の生活の名残を
垣間見つつ、渓谷歩きをするって感じの場所のようデス。
(ホントすいませんね〜ガイドさんが何言ってるかよく分かんないので、かなりザックリとした説明でw)
ガイドさん達は皆さん、ソノ少数民族の方々だそうで民族衣装をお召し。

結構な距離を歩くので、

こうした籠担ぎの商売もある。(距離によって値段が変わるらしい)
後ほど、欧米人のおばさんが乗っているのを見かけたケド
担いでるおじさん2人分の体重より重そうなおばさんだもの、
いくら商売とはいえ、さすがにおじさん達が可哀相だったわ,,,,,

右側が長江、西稜峡
なんだか、舟が見える。

コノ舟の上で暮らしている少数民族の方もいるそうだ。

そして、西稜峡からさらに内側に入る小さな渓谷が現れる。

この渓谷に奥に向かってかつて少数民族が暮らしていた家などが残されているのだ。

かつての恋人達の逢瀬でも再現しているのか?
岸辺で男性が笛を奏で、舟の上の女性がそれを聴くというシーンが

演じられておりマス!

コノ方々は実際に少数民族の方なのだそうだが、
全ての方が現在もココで暮らしているわけではなく
観光客向けに演じている役者さんみたいな方もいらっしゃるようだ。

ココからはこの渓谷を奥に向かって更に歩いていくわけなのだが……。

小吃の屋台が見えたもんだから、欧米人はそっちに興味津々(笑)
それでなくても、我々のグループの欧米人の方々はやや高齢だったり
重量級だったりする方が多いせいか進みが悪く、
第1グループだったはずなのに後ろの中国人グループに抜かされまくって
遅れをとっていたので、ガイドさんもイライラしながら
先に進んでくださーい!!とどなる……。・・・ていうか、さっき朝ご飯食べたじゃんねっw

朝の渓谷歩きっていうのは、なんかいいねぇ〜。
緑がキラキラしていて正に心が洗われる。

少数民族がかつて暮らした家。
コチラは現在はさすがに使われてはいないそう。
観光地化した為に、そのまま残しているとのこと。
もちろん、手前の橋の上の男女も役者さんw

交代制なのかなぁ……。
一日中ずっと睦まじく話すカップルを演じるってのも大変そうなお仕事だ。
元々他人でも恋に発展しそうw

コチラだけは現在も実際に少数民族の方が暮らしている家だそうだ。
手前の女の子2人も実際の住人なんだとか!

しかも観光客向けに住まわされてるそうで……。
きっと若い子なんて本当は文明的に暮らしたいよね。

コチラは廃屋。
かなり風通しの良さそうな造り・・・寒いんだろうなぁ。

水車なんかもあるケド、コレは観光地化に伴って
付け足したものだろうと推察する。(明らかに新しいw)

ひときわ大きな建物。
コチラでは少数民族のショーが行われるとのこと。
実は我々のグループは第1回目のショーに間に合わず(笑)
ワタクシ含めジジババばっかりで……とろいのよw

ってことで先に奥まで進んで2回目のショーの時間までにココに戻ることになった。

マイナスイオンに満ちあふれてる。
こんな奥地に家を建ってるのもスゴいが、
ここに今も暮す人がいるというのもスゴいし
携帯電話の電波がバリバリなのもスゴいwww

左側の崖沿いに穴が空いているのだケド、見えマスかね?


ココで問題です。アレは何でしょう??






↑ 答え




なんと、お墓。中に棺がおさめられているのだ。

三峡沿いにはこのような棺が沢山残されているが、
昔の人がどのような方法であんな高い崖に棺を運んだのかは
現代でも解明されていないそうだ。

歩くこと延べ40分くらいかな?

コノ滝が一応終点ということらしい。

ここが絶好の写真スポットってことで、
客船からついて来ているカメラマンさんが写真を撮ってくれたりする。

カメラマンさんは常に同行して乗船客の写真を撮って廻り、
後ほど客船内で販売してくれる。(1枚20元)
我々のような2人組の場合、2人揃った写真がなかなか撮れないので
結構ありがたいサービスかな、別に押し売りもされないし。

向かいに茶館跡(?)があったので2階に上ってみた。

茶館跡からの眺めもなかなか気持ちがいい…...。



____さて、ここから更に来た道を戻り、ショーの場所へ向かう。


どうやら、少数民族のかつての結婚の儀式を見せてくれるらしい。

若い娘さん達がお茶を手に持ちながら少数民族の歌を歌い、、、
歌い終わるとそのお茶をランダムに選んだ観客に渡す。

っていうか、一番前で見ていたせいか、ワタクシ渡された。
美味しくはなかった(笑)

そして2階には花嫁さんが。
周りの若い娘さん達が泣くっていうのも儀式の1つらしい。

続いて、赤いベールを掛けている花嫁さんが
2階から男性の観客に向かって花を投げた。

トゥーチャ族(土家族)は女性が強いらしく、
かつては女性が好きな男性を選んで結婚して子孫を残していったということだ。
さすがに結婚当日に花を投げて選んでたとは思えないケド、
それでもいいなぁ〜、選びたい放題なのね,,,,,w

花をキャッチしちゃった観光客がさらし者にされるというお約束の展開。
花婿役に抜擢され、民族衣装を着て花嫁の隣に。
中国人はこういうの好きそうだケド、めっちゃ照れてた(笑)

花嫁さんのベールを上げると、ものすっっごい美人の方
もう、男性はデレッデレw

コノ後、花婿は花嫁に手を引かれて2階の部屋に上がり、
キスをしながら倒れ込む(*/∀\*)イヤン・・・という姿が
磨りガラス越しに影絵のように写り、ショーが終了〜。

大して期待していなかったのだケド、花嫁衣装がとっても綺麗だし
独特の文化を垣間見ることが出来たので思いの外楽しいショーだった✨

ショーの後はガイドさんから各自で自由に観光しながら
11時までに客船に戻るように言われ、解散となった。

客船に戻ると、

 

紅茶(美味しくはないがw)と熱いおしぼりのサービス♪

気が利いてるー✨

・・・まだまだ、つづく


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