たぶん・・・香格里拉(シャングリラ)最古の寺院へ



5月5日 香格里拉

前回から続いております。

ドライバー小马と巡る、香格里拉濃縮観光ツアーもいよいよ大詰め。

元々は、独克宗古城の大亀山を最後に終えようと思っていたのだが、
時間はまだ午後5時前で明るい。

一緒に旅している愉快な仲間ちゃんの太陽神っぷりがハイパワーで発揮されたコノ日は、
本来は雨の予報だったのにも関わらず、一日中、見事な晴天に恵まれた。

その晴天のおかげもあって、高地であるというのにまだまだ明るい。

このままホテルに戻ってしまうのも勿体ないので、
最後にもう一つ・・・ホテルの近くにあるお寺に寄ってもらうことにした。

大寳寺というコチラは、ホテル到着の日に
フロントの方が「香格里拉で最も古いお寺です」とおっしゃっていた所。

ホテルまで徒歩で戻れる距離にあるので、小马とはここでお別れ。
1日のチャーター代300元だけど、少しだけ心付けをプラスした。

我々の拙い中国語によく付き合ってくれて、一日走り回ってくれて
纳帕海に車ごと突っ込んでくれたり、
石卡雪山での入場料をタダにしてくれたり・・・

筧利夫にそっくりだったりヽ(•̀ω•́ )ゝ✧!(←脈絡なさ過ぎw)
偶然にもよいドライバーさんと出会えたことで
ココ香格里拉の好感度は5割増しだ。


さて。


こちらのお寺は、場所が市街地から離れているので、

誰もいない。

恐らく観光でわざわざ来る方々もいらっしゃらないのだろう。

人の気配を感じない門をくぐれば、

やはり、マニコロ(マニ車)がお出迎えしてくれる。

コノ日何回目だろうか・・・ワタクシは一体何本の経典を読破したことになるのだろう(笑)

そして・・・・・また階段。

コレもコノ日何回目だろうw 一体どれだけの階段を登ったのだろうか。
階段沿いにはずらっとマニコロ(マニ車)が並んでいるのだが、
途中からは登ることに精一杯で、マニコロを廻す余裕が全くなかった。

最後の階段を登っている途中で、門が開いていないことに気付いた。

階段をせっせと登っても中に入れないの??という恐れを抱きながら、
それでも一応門まで上がってみると、
内側から錠が下りているが、自分で開けられるようになっていた。
(『帰る時はちゃんと閉めて下さい』との但し書きがあった)

時間的に中に人がおらずにそうなっているのか、
そもそも一日中そうなのか?・・・それはよく分からないが、
とにかく、ココまで階段を登ったことは無駄にならずに済んで良かった。



チベットの民族衣装と同じテイストの仏殿・・・
観光客向けではないんだろうな、という地元密着型の雰囲気が漂っておりマス。
(事実、そもそも人がいないので拝観料などはない)

階段を登ったということは、ココはちょっと小高い丘の上にあるのだ。

その丘全体を覆うように、タルチョがたなびく。

タルチョというのは、チベット仏教の5色の旗(祈祷旗)で、
風と共に仏法が広がって行くようにとの願いのもと、捧げられているものなのだとか。

香格里拉では、あちこちでこのタルチョを見かけるのだケド、
ワタクシ達が1日観光した中では、ここまで密集して捧げられているのは見ていない。

地元の方々の願いや祈りが込められている気がした。

観光地化されていないせいか、
整備されていない丘の木々と一体となった自然な姿が
逆にとても美しく感じられて、不思議なくらいに癒されるのデス。

ココにいるのは我々と・・・なぜかニワトリと子豚ちゃんw

ええ・・・ニワトリと子豚ちゃんが走り回っておりました

そんな光景にも癒されて……。
ちゃんと門の鍵を閉めて、ココを後にした。

ホテルまでは徒歩10分ほどかな。

 

道すがら、並んでいるのはどれもチベット様式のおうち。
こういう伝統が守られているのは本当に素晴らしいことだと思う。

ホテルに着いたら、チベタンマスティフ君♪
今日は外に繋がれていた。



・・・やっぱりチト怖い(ؓؒؒؑؑؖؔؓؒؐؐ⁼̴̀ωؘؙؖؕؔؓؒؑؐؕ⁼̴̀ )

さぁ!夕食だ!

・・・つづく

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