下界にて

5月3日　丽江

前回から続いております。

蓝月谷から玉龙雪山とスケールが大きく見事な景色を楽しみ・・・
心が洗われたワタクシ達。

何故か分からないケド、

もうちょっと自然に寄り添って真面目に生きてみようか？

なーんて考えちゃったりもしたのだが。

空調の効いたバスの中で快適な惰眠を貪りながら下界におりてみれば・・・

元の木阿弥(ી(΄◞ิ౪◟ิ‵)ʃ)

丽江古城に戻ると物欲と食欲とビール欲がムクムクとｗ

これぞダメ人間の真骨頂！思うがままに生きればよい。
コノ翌日には別の場所へと移動するので、最後の丽江ナイトを楽しむのみなのだっ٩( 'ω' )و

一旦宿に戻り、軽くシャワーを浴びてリフレッシュして、
さっそく古城に繰り出す。

宿の看板犬、ドゥーフー君に見送られて。。。❤

古城内はワンちゃんがいっぱいいるのーっ(*´ω｀*)

コノ仔、超かわゆすだった❤
アラスカンマラミュートかなぁ。

ワタクシが上海で暮す小区内で、
アラスカンマラミュートを飼ってらっしゃる方がいるので
よくお見かけするんだケド・・・マジで憧れる。

↑ 小区のアラスカンマラミュートくん♪ 37〜8㎏だそうだ！！

本当に美しくて、お利口さんで一切吠えない。
かなり大型なのでエレベーターで最初に出くわした時はビビったケド、
本当にキチンとしつけをされていて、毛並みも見事だし、
飼い主さんもイケメンだし！！！（奥様がまたかわいらしくて・・・(๑ ｰ̀εｰ́ ๑)ﾁｯ）
(ﾟДﾟ)ﾊｯ！話が逸れちゃうぅぅっ！！！

コノ日は宿の人の案内はナシで、自分たちだけでプラプラすることにした。
前日に抜け道などもマスターしているので、意外と迷わずにスムーズに巡る。

さまざまな小吃が並ぶ屋台街前の広場では、餅つきみたいなことやってた。
クールポコばりの小気味良さｗで、見るものを惹き付ける！！

夕食前なのだケド、屋台が気になるので、軽く・・・コチラをつまんでみた♪

揚げ豆腐の中にピリ辛の具材を詰めたもので、

(´∀｀*)ｳﾌﾌ　見た目通りウマすっ☝
ただ・・・コレで25元（=約500円）というバカ高い観光地価格なのが解せぬっ！！！
七宝老街なら5元か10元だわっ

早くもビールが欲しくなっちゃうケド、買い物とかもしたいので
しばし我慢我慢我慢・・・ダメ人間踏ん張りどころｗ

夕ご飯はどのお店にしようかアタリをつけながら、プラプラ歩く。

コチラはリアカーで荷物運搬代行をしてる人達。

古城内は車輛通行止めなので、古城内の宿に泊まる際に
スーツケースなどをこうしたリアカーで運んでもらったりしてもいいみたい。
（当然、有料デスが）

ワタクシは、ココで1つやってみたいことがあったの❤

　
↑
ソレがコレ〜(✿´ ꒳ ` )　カラフルな紐を髪に埋め込んでくれるのー。

8本で10元(＝約200円)

基本的には6本10元らしいが、宿の人に事前にリサーチしてみた結果、

「6本10元って言ってくるから8本にしてもらうよう交渉して！
　前までは8本だったのに、最近6本とか4本でやってるのよ。ぼったくりよ！！」

と聞いていたので、8本10元じゃないとやらない！って言ったら、
8本編んでくれたぉ❤

でも・・・ココまでは別の髪飾りを売りつける序章に過ぎなかったようで
編んで下さる間にしつこく髪飾りを買うように勧めてくるのね。
編んでいただいてる間はのらりくらりとやり過ごし、終わった所で
「いらない！」と去る。いや〜上海暮らしで大分たくましくなったわｗ
※髪飾りは古城内のお土産屋さんでも安いものが多々売られてるのでここで買う必要は特にないの！

こうして、ワタクシの目的は達成したのでゴキゲンで夕食へ〜o(*^▽^*)o~ルン♪.

古城内には沢山のお店があるのだケド、
お客さんが多い店・少ない店というのがはっきりと分かれているので、
選びやすいと思う。
当然、お客さんが多い店というのが、恐らく"安くて美味しい”のだ。

ということで、丽江古城2日目にして最後の夕食はコチラに決めた！！

阿哩哩（古城区 新华街 翠文段86号）

Barストリート沿いにある
納西(ナシ)族のおばあちゃんがやってるお店で、
美人のお孫さんがホールを仕切ってる。

やっとのビールにありついたぉーーーっ(⌯꒪͒ ૢ∀ ૢ꒪͒) ♪

朝早くから動きまくったコノ日・・・
玉龙雪山でホント疲れたし、ご褒美のビールが待ち遠しかった。

のに。

のに・・・

やってきたビールがぬるかった_________ (´°ω°)ﾁｰﾝ

5時に起きて山に登ったというのに・・・
（ちなみに自分の足を使ったのはたったの40〜50分だがｗ）

その仕打ちがコレーーーっ？？？

注文の際にちゃーんと「冰的啤酒(冷たいビール)」と強調したのに、だ！

しかも、中国で瓶ビールを注文するとテーブルで開栓するのね。
で、開けますか？と確認を取った上で開栓・・・というのが一般的なのに
持ってくるやいなや何も確認せずに栓を開けやがって！！(←お口が悪いわよ…...(〃'∇'〃)ゝｴﾍﾍ.)

なので、やっとビールだー！！！と瓶を持ち上げた時にソノぬるさに気付いたわけだ。

ちなみに丽江は標高2,400mに位置する街だが、空気が澄んでいて
遮るものがないせいなのか、5月初めのコノ時期でも半袖で過ごせるくらい暑いの。

そんな中でぬるいビール、、、許せないっ٩(๑òωó๑)۶

ってことで、ワタクシ…….。プチっとキレた。

服務員さんを呼び、
「冷たいビールを注文したのに、コレ冷たくないんケド？交換して！！！」

と語気を強めて言ってみた。

アノ服務員・・・シラっと言いましたわ。

「開けちゃったから交換できません」

はぁ٩(๑`ȏ´๑)۶？？

確認も取らずに勝手に開栓したのはそっちだろーがっ！！！

つい、大声になってしまった。

「そんなこと知らないわ！！交換しなさいっ！！！」

・・・ふてくされた顔の服務員さんは無言で去っていった。

ふぅ。下界に降りたとたん、ビール如きで俗っぽさ丸出しになってしまった。
昼間あんなに心を洗ったつもりだったのに、どういうことだろうかｗ

そして,,,,,

ビールの交換はこなかった_________ (´°ω°)ﾁｰﾝ

仕方がない。

コッチはマジ喧嘩できるほど中国語が達者じゃないのだ。

別の服務員さんに冷たいビールを追加で注文し、
やっとハッピーな気持ちになれたのが、

↑
コノ時だったのだ。

そうこうしているうちに料理はじゃんじゃんと来ていた。

中国の料理って、ホントに提供が早いのね。
料理が遅ければ、ビールがぬるい時点でテーブル蹴飛ばして
店を替えることもできたのだケド、ビールより先に料理が来てるんだもん。

水煮牦牛肉片（98元＝約1,950円）

コノ日もやっぱり・・・ヤクの肉。
四川料理の水煮牛肉のヤク肉バージョンだ。

コレ・・・めっちゃウマいっ(・∇・)❤

雲南省は四川省と接しているせいなのか、前日の夕食の時も感じたケド
辛い料理がお得意みたい♪

真っ赤っかな見た目とは裏腹に、激辛すぎず、あくまでウマ辛！

上海で食べてる四川料理はやっぱりマヤカシなのかもしれないと
思ってしまうくらい、いい味付けだった。
風土にあってるせいなのかもしれないケド・・・

ますます四川とか重慶で本場のものを食べてみたい欲求が高まるーっ！

茉莉花蛋饼（48元＝約955円）
ジャスミン入りのオムレツで、美人のお孫さんオススメの一品。

コレもまたウマいっ！！

ジャスミンと卵？？とソノ相性にやや不安を覚えていたんだケド、

ジャスミンの香りがほんのり〜と感じられて、
とは言えお茶のようにダイレクトには来ないので思ったより相性がいいみたいだ。

水性杨花（38元＝約756円）

コチラもお店のお孫さんオススメのもの。

水草らしい・・・

メニュー名の水性杨花とは、浮気性の女性のことを指すらしい。
“水草のようにアチコチふわついてる”とかそんなことなのかなぁ？

あまり歯ごたえがなくて、海藻みたいにも思える。
なんとも言えない味で苦みもあるし、決して美味しいとは言えなかったのだケド
食べていくうちに何故だか妙にハマってきちゃって、
最終的には美味しいかもー♪ってな感じになった。

铁板香豆腐（38元＝約756円）

毎日食べたいお豆腐❤つい注文・・・

コチラについては上海でもよくある家常豆腐って感じでフツーだった。

ワタクシも愉快な仲間ちゃんも、日頃上海では
（食べ切れなかったら打包すればいいじゃーん♪）と思って
気になるものをじゃんじゃん注文しちゃうんだケド、
今回は旅行中・・・打包しても食べる時が来ないわけだ。

結構残してしまって申し訳なかったケド、料理は全体的に満足で、
最初にビールがぬるいことにブチキレたことは不問にしてあげてもいいよーと思った。
(↑ だから上から目線やめろってｗ)

最後にナシ族のおばあさんが席に来てくれたのだケド、
挨拶程度の日本語はご存知で、とってもフレンドリー♪
そしてなんだか可愛らしくて・・・

前日のお店に比べると、観光客を意識してか強気な価格設定だったし
ビール戦争も勃発したわけだが(←まだ言ってるｗ)
それでも最終的には大満足っლ(´ڡ`ლ)

お店を出たその足で、頃合いのバーへ・・・

小吧黎酒吧（古城区 新华街 翠文段111号）

コチラのバーはビールの品揃えをアピールしていたので、
食事をする前から2軒目はココと決めていた。

やはり生バンドで歌う女性がいたが、前日のバーほどお客さんも多くないし、
歌うものもボサノヴァだったり、民族楽器を使ったのどかなモノだったり・・・

うるさすぎないので、落ち着いて会話しながら飲めて
コノ日一番のんびりできた時間だったかもしれない。

翌日は移動をするから荷造りしないといけないし、ってことで
1時間ほどで切り上げたワタクシはだいぶオトナになったと思うｗ

いつもだったら、翌日のことなど考えずに目の前の酒が止まらなくなるんだケド！
あらやだ、意外と蓝月谷とか玉龙雪山の美しく雄大な景色で洗われた心が
下界でもちょびっと残ってたのかもしれないわっ(° ꈊ °)✧˖°ｵﾎｯ!

・・・つづく
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