肝心なのは【こなれ感】・・・ついに憧れのお店に行く!

2月上旬のある日、ついに!ワタクシは憧れの店の前に立った。

特色咸肉菜饭骨头汤(七莘路×南西街 七莘路2934号)
※上海中のあちこちに似たような名前のお店がありマス・・・

あちこちで見かけるのでずーーーーーーーーっと気になってた。

だが、コノ写真の通り、ドコのお店もローカル色が強くて

女の子一人で、入りづらいぉー(*>_<*)
↑ BBA耄碌し過ぎて、とうとう自分の年齢忘れたんかっ!(ะ`♔´ะ) ガルルル

冗談はさておき、(冗談だよ冗談、えへへ)
とにかく入りづらい。
日本でも牛丼屋さんとかって初めての時は緊張したもん。
なんというか、お客さんもみんな”こなれて”いて、「つゆだく」とか「ネギ抜き」とか
言うじゃん、アノ中に素人が入り込んでいいのか?っていう雰囲気に緊張して
入りづらかったのね、牛丼屋さんて。

で、コノ菜饭骨头汤のお店も、そういう【こなれ感】を求められそうな気がして
入りづらかったというのが本当のところだ。

でも実際、見かける度に興味津々で店を覗くのだが、
大体は男性一人客がご飯をかき込んでいる姿しか見受けられず、
「外国人のババア一人でも浮かないかなぁ・・・」と思っていたのも事実。

なのでっ☝
数少ない上海の愉快な仲間のうちの1人、とある日本男児に聞いてみた。

「あー、なんか見かけたことあるケド、食べたいと思ったことすらない!」

だそうだ・・・( ꈨຶ ˙̫̮ ꈨຶ )

ならば、是非試してみて欲しい!
そして、女子…...いやババア一人でも大丈夫そうか感触を確かめて欲しい!
と訴えると、「いいよー。」と軽く請け負ってくれたのだが、
2ヶ月たっても3ヶ月たっても、「行ってみた」という報告はなく。

・・・使えない٩(`ω´٩ꐦ)!
・・・他力本願な上に、罵詈雑言。ワタクシ最悪ババアw

そんなこんなで手をこまねいていたが、
フィギュアスケート観戦がきっかけでちょっと仲良くなった
中国人女子(仮名:ハニュオタちゃん 25歳)に試しに
尋ねてみたところ、

「あー、アレ美味しいですよ私、1人でよく行きまぁす!」

だってぉヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

「女性一人なんて、全然平気ですよぉ〜!」

だってぉヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

そんなハニュオタちゃんの言葉に勇気を貰い、ババア頑張って来る!
とやって来たのがコノ日だったのだ。
とりあえず、家から一番近そうな店に来てみたのだが、やはり入りづらい・・・

意を決してお店に入った。

コノ菜饭骨头汤のお店はドコもそうなのだが、お店は小規模。
どこまでがお店の人の作業台で、どこからが客が座っていいのかも分からないのに
加えて、お店の方と常連さんとの密度の高さ・・・

そう、まさに牛丼屋さんに入る時に求められているように感じる【こなれ感】を
想像通りの姿で目の当たりにして、一瞬ビクつく。

席に着く前に店内に張ってあるメニュー表を眺めていたのだが、
自分の席を確保した後に注文を取りに来てくれるのか、
はたまた、注文をした後に席に座るのか……。それすらよく分からない。

とにかくなんとかビクついた心を悟られないようにメニューを眺めてみた。
店名の通りの「菜饭骨头汤」というのは、菜飯+骨头スープのシンプルなセットらしい。
おかず付きだと、骨头スープではなく清汤なのね・・・なんて考えながら、
どうせならおかずも欲しい!麻辣豆腐かしらね☆やっぱり(ノ∇≦*)キャハッ♪

なーんて、無理にテンションを上げていたら、
老板らしきオジさんが「要什么(何がいい)?」と聞いてきてくれた。

ソノぶっきらぼうなことっ(((( ;゚Д゚)))!!

ビビったワタクシ、なんとか【こなれ感】を演出しようと思ったのか
口をついて出たのは「那...菜饭、狮子头」という言葉だった・・・。

あれ?麻辣豆腐は・・・w

ちなみに、狮子头とは獅子の頭、と言っても勿論ライオン肉じゃない。
豚肉で作ったいわゆる肉団子のことね。

深層心理で、肉団子が気になってたんだと思うわ。
で、ぶっきらぼうオヤジにその深層心理を暴かれたに違いない。恐るべしw!

やっと席に座って待っていると、ぶっきらぼうオヤジが
「あー、狮子头1個しかないから、もう一個は鶏モモつけるケド?いい?」
と言って来た。(狮子头は本来2個セットなのね)

「じゃあ、やっぱり麻辣豆腐で!」

なーんて言える度胸はなく、
【こなれ感】が漂うように余裕の笑顔をもって「可以(いいです)」と答えるワタクシ。

こうして、やっとたどり着いた憧れのもの!



菜饭+狮子头(&鸡腿)+清汤(11元=約213円)

ちなみに、本来おかずに鸡腿をチョイスした場合は12元になるわけなので、
今回は狮子头の値段のまま、ハーフ&ハーフになったことで0.5元お得

円安の今では0.5元でも10円くらいなわけで・・・

ああ、それでもたかが10円か、やっぱりさほどお得じゃないなw
いや、得したのは事実だケド!

こんもりと盛られた菜飯・・・コレぞ憧れてきたもの。

と、口に運ぶと、、、アレ?冷めてるのね?って感じ。

勝手に炊きたてみたいな菜飯を想像していたので、面食らっちゃった。

でも、塩漬け肉と青菜のご飯は、冷めていてもなかなかに美味しいと思った。
薄味のスープも、ご飯に塩気があるので組み合わせとしてはちょうどいい塩梅だし。

そして、おかず。

最後の1個だった肉団子は、真ん中までしっかりと红烧味が染みていて、
個人的にはめちゃくちゃ美味しかった〜
急遽添えられた鶏モモ肉、これもまた非常に美味しい。

ということで、

とても11元とは思えない満足度っ(゚∀三゚三∀゚) ウホー!!

菜飯がホカホカだったらもっともっと嬉しいだろうケド、
コノお値段だったら、いいや。

一度行くと、ハードルがググッと下がるのがこういったお店。
憧れが強いほどに、好みではなかった時の落胆も大きいのだが、
ココについてはほぼ想像通り、期待を裏切らない美味しさだったことも
とても嬉しいのだ…….。

次こそは、堂々と【こなれ感】漂わせて、麻辣豆腐をおかずに食べてみよっ( ´(00)`)ブヒ

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