高級小区内にあるシブ過ぎなお店・・・鲜廷

七宝見直し隊が【勝手に】行くお店シリーズ!

2月初めのコノ日、七宝時々見直し隊の愉快な仲間サマが
「是非行ってみたい♪」というお店に出向いてみたのでゴザイマスが・・・

七宝の万科の中だと思い込んで、ひたすら探しまわっても見つからずで。

とうとう、万科内のとある理容室のオジ様がお店から出て来たところを
捕まえて、「この住所にレストランないアルか?」とお尋ねしてみたところ、




オジ様、酒臭かった・・・(ી(΄◞ิ౪◟ิ‵)ʃ)




いや、コノ際ソレはどうでもいいな。
オジ様曰く、「コノ住所はココじゃないよ〜ヘラヘラ」
「よく分かんない〜ヘラヘラ」
って感じで,,,,,全く役に立たなそうだったのだがw
勝手に話しかけておいて失礼だろっ٩(`ω´٩ꐦ)!!

ここじゃないから、隣の小区かな〜?ヘラヘラ〜
えーと、一旦門から出て行ってみたらいいんでね?ヘラヘラ〜

というオジ様を信じて、隣の小区にアタックをかけた!

どうやら、万科万科でも、新しい小区の方なんじゃないか?という・・・
(※小区とはマンション団地のことデス)

ちなみに、七宝万科とは、なかなかの巨大勢力(笑)で、
七宝駅周辺に似たような名前の小区をいくつか展開している。
そのせいで惑わされてしまったのだが、隣の小区に行くのも実に遠い・・・

さすが中華人民共和国
土地が広いもんだから、小区がデカイ!(七宝が郊外なせいもあるだろーケド)

お隣の小区まで10分くらい延々と歩くことになる我々、
どんどんモチベーションが下がる。
なんとかお隣の小区に辿りついて、門の守衛さんに住所を確認するとまさにビンゴっ

だったのだが、ソノ住所は别墅のあたりだね!とか言われて

また動揺するハメになった。

别墅とは、「別荘」という意味もある一戸建てのこと。
上海ではマンション暮らしが一般的だが、
郊外となると、小区内に『别墅ゾーン』があったりもするわけだ。
つまりは高層マンション立ち並ぶ団地内に、似たテイストの戸建てがある感じ・・・

コノ别墅はやはり、土地に余裕のある郊外の方が多く見受けられるわけで、
実際にお金持ちが週末だけ使う別荘として所持していたりすることが多いと聞いた。
うう……。七宝ってやっぱりまだまだ田舎なのねw

そのせいで、别墅ゾーンにあるお店と聞くと、なんだか分からないケド
高級そうなイメージが湧いちゃって、愉快な仲間ちゃんはなんつーお店を
チョイスしたんだっ!と・・・ややイライラする。

しかも、例の酒臭いオジ様とか、やっと見つけたコノ小区の守衛さんに
質問するのはいつもワタクシの役目なのだ。
コノ愉快な仲間サマは「ねぇ、聞いて来て♪」と遠巻きに待つのみなんだもん。
中国語のレベルなんて大して変わらないはずなのに、
ちょっとでも「んあぁっ?」と聞き返されようものなら
怖じ気づくという愉快な仲間サマ。

コノ世に肝っ玉というものが売っているのなら、是非プレゼントして差し上げたい・・・

と、前置きが長くなったが、結局なんとかたどり着いたのは、コチラ。

鲜廷(中春路×七莘路 中春路8888弄 万科城市花园新区198号)

正直、コノ小区に足を踏み入れてコノお店にたどり着くまでの間は、
いかにも高級そうな别墅が立ち並んでいて、意識の高いジョギング女子や、
手入れの行き届いたワンコをお散歩させている上品マダムなどとすれ違うといった、
マジでセレブな雰囲気が漂う小区に見えたのだが・・・

ソノ中に忽然と現れたコノお店の素朴さやいかに?

そもそも看板が木立に隠れて見えないんすケドw

素朴といえば聞こえはいいが、実際の所、

衛生的に大丈夫なのか気になるレベルの店構えだ。

愉快な仲間サマはホントにココに行きたいのか??と改めて意志を確認すると、
なぜか目をキラキラを輝かせて、

「こういうのがいいのだ!!絶対ウマいんだって!」

とか言い出す・・・orz

道に迷ったせいもあり、既に時間をかなりロスしていたので今更、
他の店に移動するのも面倒だったということで、ココは従うことにした・・・

なんだか前時代的に見える厨房・・・
コチラは羊肉しゃぶしゃぶのお店なので、そのしゃぶしゃぶ鍋を食べる分には
コノあやしい厨房のお世話になる必要もなさそうである。

店内は意外と(失礼w!)綺麗だったが、
他にお客さんはおらず・・・やっぱり不安になるワタクシをよそに、
何故かテンションが上がっていく愉快な仲間サマ。

「コノ渋さがいいんだって!絶対隠れた名店だから♪」

だそうだ・・・。

まぁ実際、お店の方々の愛想の良さは素晴らしくて、
至れり尽くせりなのだ。

「あー、暖房つけなくっちゃ!」
「アイヤ!腐乳ないわね、新しいのすぐ出すからっ!」
「今、薬味の葱と香菜用意するわね!」
・・・どう考えても、久々に来た予想外の客に浮き足立っているようにしか思えないw

そんな光景を笑顔で眺めながら、愉快な仲間サマは
「やっぱりいい感じ・・・」とご満悦で、
不思議なことにワタクシも、いいお店なのかもしれないな♪と
テンションがやや盛り返してきた。

シンプルな羊肉しゃぶしゃぶの用意が進められて行く。
小锅底(15元=約290円)

娃娃菜(8元=約155円)〓木耳(10元=約193円)香菜(10元=同左)

野菜やキノコがどっさりとテーブルに運ばれてきた後・・・


主役の羊肉がやってきた

现切羊肉(48元=約930円)

そして、


本来はつけダレを作るゾーンに置かれるべき薬味がテーブルにダイレクトにやってくるw

他にお客さんがいなかったので、
我々のためにご丁寧にも、おばちゃんが刻んで持って来てくれたのだ。

うむ、確かになんだかいいかも(๑❛ᴗ❛๑)♪

我々が着いてから暖房を入れてくれたのだが、
すぐに暖まるわけでもないので・・・コートを着たまま鍋をつつき始めることになった(笑)
↑ 上海ローカル店あるある!

他のお客さんが見受けられないコノお店の羊肉って、
本当に现切(さばき立て=新鮮、みたいな意味だと思う)なんだろうか・・・と不安だったが、

ウマいぉっ(๑◔‿◔๑)!

いかにも冷凍食品っぽい包心牛肉丸(18元=約349円)だケド、
羊肉しゃぶしゃぶのお店は他でもこんなもんだし、全くの没问题!

羊肉串(1本3元=約58円)などの焼き物も注文したケド、コチラも美味しかった

一瞬、店構えの素朴さに身構えたせいか、
心を許してしまったら、普通に美味しいお店だ。
いや、マイナススタートだったせいか、お店の方の温かい接客にほだされて
なかなか良いお店、という印象が残ったもんだ。

実際・・・冷静になって振り返れば、
立地の地味さもあってもう2度と行かないと断言出来ちゃうんだケド、
コノお店が、ワタクシの暮らす小区にあったら嬉しくて
1人鍋に行っちゃうかもっていう気分になると思う。

そう思ったら、コノ日はたまたま我々しかいなかっただけで
普段は小区内の住民の方々に愛されているお店なのかもしれないな、と気付いた。
羊肉の鮮度は間違いなかったもんね♪
いずれにせよ、愉快な仲間サマが期待したような

「隠れた名店」とまでは言えない・・・ま、もう行かないなw


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