最後にカンヌの日の出

10月19日　カンヌ→帰国

とうとう・・・長かった旅もコノ日が最後。

この前日は、買い物の後に海岸の日暮れの風景を眺めることができた。

空が高くてとても綺麗だった。

そしてコノ時、明日の最終日は朝日を見に行こうと決めたのだ♪

最終日はカンヌからバスでニース空港に行き、そこからシャルル=ドゴール空港、
さらに乗り継いで成田空港という移動尽くしの疲れそうな一日。
ニース空港発が夕方だったので、本来はのんびり朝寝坊したかったのだが、
きっと日の出も美しいだろうなと思ったら、珍しく早起きする気になったの。

とはいえ、10月のヨーロッパの日の出は遅くw

朝7時くらいに起きてそっと1人で部屋を抜け出した。
一応、仲間ちゃんを前日に誘ってはいたが、ワタクシの目覚ましアラームの音にも
目覚めずにスヤスヤ寝てたので、置いて行った(笑)

我々が滞在していた貸しアパートからは裏道を使うと意外と海岸線に近いことは
すでにチェック済み。

さすがリゾート地というかなんというか・・・
そもそもフランスにはコンビニエンスストアがないせいなのか・・・
朝の7時半くらいでも街はほとんど動いていなくて、閑散としている。

海岸線にたどり着くと、白み始めた空。

人気が少ない海岸沿いで頃合いのスポットを見つけた頃にちょうど
朝日がのぼり始めた。

飛行雲と相俟って、とても感動的な美しい光景だった。
仲間ちゃんをムリに起こさなくて良かったな・・・とも思った。

独り占めしたいとかそういうのではない。
単純に、1人で眺めていたい景色だった。

それでいて、いつか誰かと一緒に眺めたい、そんな景色でもあった。

ちなみに、日の出はほぼ8時でゴザイマシタ・・・
昼間は半袖で過ごせる夏のようなカンヌも、この時期はやはり秋なのか。
それにしても遅いような。

8時になると、やっと一軒のコーヒースタンドがオープンしたので
温かいコーヒーを買って次の場所に向かった。

目指すは、5日前にやはり1人で訪れた
ノートルダム・デスペランス教会（Eglise Notre-Dame d'Esperance）

あっという間にのぼってくる太陽に照らされて行く教会の姿は
想像通り神々しい。

展望台から見下ろすマリーナ

カンヌの街を海を見守るように立つマリア像

この日でカンヌを後にする感慨と、単純に目の前の朝日の眩しさを楽しむ気持ちと。
やはり1人で来て良かった。

ゴミ収集の作業の方が来たのを皮切りに、通勤らしい人達の足音が
目立ち始めたので、1人の時間が途切れてこの場所を後にした。

もう少し、 つづく・・・


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