Saint-Paul de Venceへ


10月18日 サン・ポール・ド・ヴァンス

コノ日も晴天٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ !ナリ。
約2週間に渡って滞在してきたヨーロッパともコノ翌日には別れを告げて
飛行機に乗ることになるので、丸一日遊べる日としてはコノ日が最後。

ということで、先日ホームパーティに招待してくださったMIPCOMで
同じブースだった女子達(日本人ではない)に激しくおススメされた場所に
仲間ちゃんと2人で行ってみることにした。

そこはSaint-Paul de Vence、日本語だとサンポールと呼ばれる場所。
サンポールと聞けば、あの有名過ぎるトイレ洗剤しか浮かばないワタクシだがw
そんなワタクシなどおかまいなく、

こんなに詳しい行き方案内のメモをくれた。
カンヌの駅からCange sur merという駅まで電車に乗り、
そこから400番のバスに乗ればいいらしい。
ニース行きの列車でヒヤヒヤした経験を活かしてワタクシが
華麗にチケットを買ってみせたら、
仲間ちゃんからアツい賞賛をもらっちゃったぜっ(〃'∇'〃)ゝエヘ

が!





・・・が!





例の運行ダイヤ通りに来ない列車のおかげで、初っ端からしくじりマシタ・・・





チケットに記載された列車の時刻に合わせてホームで待っていたところに、
タイミングよく列車が来たので、乗ってみたわけでゴザイマス。
なんせ、ワタクシ達はフランス語が聞き取れない上に、
Cange sur mer駅に行くということ以外は分からないので、
構内アナウンスなど聞いてもチンプンカンプンなわけで。
その列車に乗ってみたわけでゴザイマスが・・・

漂う「寝台列車」の雰囲気。

・・・いや、間違いなく寝台列車でゴザイマスっ(☝ ՞ਊ ՞)☝

Cange sur mer駅はカンヌとニースの間にある小さめの駅なので、
寝台列車(=多分特急でしょ?)が停車するとは思えないw

でもね、コレ。カンヌ出発がチケット通り定刻の列車だったのよ。

そりゃあ、フランスの運行ダイヤがテキトーだというのは身を以て学んではいたが、
時には定刻通りもあるのかもしれないと思って、目の前の列車に乗ってしまったのデスよっ!!




・・・案の定。Cange sur mer駅を華麗に通過w

ニースまで行ってしまいました(笑)

まぁ、でも目的のサンポールへ行く400番のバスは実はニースが始発なので、
かなりタイムスケジュールは変わるけれど、ニースからバスに乗ればいいよね〜と
慌てず騒がず、落ち着いた行動を心がける・・・そんな日本人2人。

いやでも、成田空港でヨーロッパ対応のWi-fiを借りておいて本当に良かった。
ネットでバス乗り場を探せなかったら、かなり路頭に迷ったはずだ。

バスに乗る。
ここニースからだと目的のサンポールまでは約1時間。
我々は無事に座れたのだが、この時点で立って乗車する人がいるくらい混雑しており、
何より驚くべきは、定刻通りに出発したことだったりして!

我々が本来乗るはずだったCange sur mer駅などを経由してバスは進んでいく。
サンポールはカンヌとニースの間に位置しているので、電車を乗り過ごした我々は
かなり遠回りで時間にして1時間半ほどロスしてしまった。

そして着いたぞ!サンポール

山の上に位置する、昔ながらの石造りの建物が並ぶ村。

狭い路地が続いていて、まるで印象派の絵画のように光と陰がそこにあるのが
いかにもヨーロッパ的な空間デス。

 

狭い路地に坂や階段が多い様子は、昨年9月に訪れた台湾の九份を思わせる。

山の上にあって、見下ろす景色が美しいのも、やっぱり九份を思わせる。
いや勿論、そもそもの文化やコンセプトが違うというのは分かっているが、
東洋と西洋の差というものをさっ引けば、やはり似ていると思う。
そして、ワタクシはこういう場、景色、雰囲気が大好きなのだ。

歴史を感じさせる建造物が大好きなので、そうしたレトロなものが
小さな路地を挟んでみっしりと並んでいる様子、
そこから生まれる陰影、坂道、階段。そういうものを見ていると飽きない。

が、仲間ちゃんは飽きるw

時間的にもランチだね、、、ということでお目当てのお店を探した。

多分ココ・・・なはずなのだケド。

実は、サンポールをおススメして下さった例のホームパーティでご一緒した女子から
レストランの名刺を貰っていて、ソコを目指していたのだが。


↑ いただいた名刺の雰囲気と違う・・・

おそるおそる中に入ってみても人気がなくて、薄暗くてちょっと不安になったのだが、
「食事出来ますか?」と尋ねると、「もちろん♪」と案内してくれた。

何故か薄暗い階段を下って行くのだが、ソノ先には、

とってもステキなテラス席が待っていた

上階はミニホテルになっているようで、どうやら景観に面したテラス側が
レストランの正面入り口になっているようで、我々は裏側からアプローチしてしまったみたい。

Hotel les Remparts

このテラス席からは

こんなステキな光景が望めるのデス〜(*´ω`*)

そりゃ上海にもステキなテラス席のお店は多々あるけれど、
こんなにマイナスイオンが浴びられる場所はないに等しいので、
ここぞとばかりにマイナスイオンに溺れてみる。




そして、




おーっと!いきなりプラスイオンw
だって、この気持ちのいい景色と天候のもとでは我慢できないんだもんっ(๑◔‿◔๑)


ビールのキャンペーンガールっぽい写真(笑)←一万歩譲ってキャンペーンババアだがw

まずは仲間ちゃんチョイスのコチラ。

Magret de Canard du Miel(28€)

鴨肉のグリルの蜂蜜ソース。ワタクシがカンヌで食べたものに近いはずだが・・・
一切れ分けてもらった感じは、上海でも食べられる蜜汁焼豚の味!

それをそのまま仲間ちゃんに伝えたら、えらく憤慨されたのだが・・・何故だろうw

まぁ、アノ蜜汁焼豚の味でこんなボリュームだから、
いくら鴨好きの仲間ちゃんでも持て余してたな,,,,,分かるよ。

コチラはワタクシチョイスのMarmite du Pecheur(24€)

漁師の鍋みたいな意味らしいケド、つまりはおヒトリ様ブイヤベースといった感じ!

サーモン、マグロ、ホタテ、海老などがどっさりと入っていて、
見た目よりもかなりボリュームがある一品。
カンヌでいただいたスープドポワソンよりも
クリーミーで濃厚で、スープといってもかなりの食べ応えでゴザイマス。

コチラも勿論、薄切りのバケットとルイユとチーズが添えられているので、
ランチとは思えないくらい満腹になっちゃうし、
とにかく美味しかった〜〜(✿´ ꒳ ` )

山で食べる海鮮スープがこんなに美味しいなんて・・・皮肉かw

食事の後は、

再び、石造りの街の散策と、

景色を眺めて……。

帰りのバスは、Cange sur mer駅で降りることにした。
行きは乗る電車をミスって、ニースまで行ってしまったが、
コチラの駅の方がカンヌに近いので早く戻れるだろうと踏んだのだが・・・


ちなみにバス停の名前はCange sur merではなく、Square du 8 Mai

とても小さな駅で、次のカンヌ行きは何時になるか?ということを
駅員さんに尋ねても「えーっと。。。(笑)何時かしらね……。」とか言う感じ。

こんな感じの寂しいホームで45分くらいひたすら待った。
もしかするとニースまで行って特急みたいな電車でカンヌに戻る方が
早かったのかもしれないが、コレはコレで、サンポールで眺めた景色の
マイナスイオンをそのまま引き継ぐ感じの”のどかさ”がとても良くて・・・

待つ間、あまりにヒマでぼーっとしていたら、仲間ちゃんが電線にある異変を見つけた。

おおっ・・・やっちゃったねw
誰かが他の人のスニーカーをいたずらで投げてしまってこうなったのなら
とっても気の毒だケド、自分でやったなら自業自得だし。

サンポールはとってもステキだったので、
万が一、再度訪れることがあれば……、現地のミニホテルで一泊してみたい。

やっぱりワタクシ自身が田舎育ちのせいか、
緑がある風景というのは心から癒されるので、
何もしないでそこにいるだけで退屈しない。

上海生活も楽しいケドね・・・もうちょっと歳をとったら疲れる街だと思うから。

・・・さて。
いよいよカンヌ最後の夜へとつづく!

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