カンヌから日帰り一人旅ヽ(' ∇' )ノ後編


10月15日 ニース

マズいハンバーガーを食べた後・・・

ビーチ沿いに歩きマス。
海沿いに段を重ねるように建つ建物、青い海・・・

そして、ワタクシが目指すのは


↑ ココ 円柱形の場所

城跡(Le Chateau)でゴザイマス。
ここから見下ろす眺めがとてもいい☆とガイドブックに書いてあった。

おヒトリ様のワタクシは展望ポイントまでせっせと階段を登っていくことに
したのだが、中国人カップルがベタベタしながらキャッキャッしてついてくる。
くーーーーーーっ!٩(๑꒦ິȏ꒦ິ๑)۶イラっとする!

何故、ニースで中国語を聞かねばならんのだ!(←勝手な言い分w)
何故、ニースでイチャイチャを見ねばならんのだ!(すこぶる勝手な言い分w)
追い打ちをかけるように、

ワン子連れ地元民のお散歩の光景に出会ったりするし・・・

ラッキーが恋しくなる・・・(இдஇ; )


キャー!どうしてそんなにイケメンなのっ

ラッキーは当然、上海のペットホテルに預かってもらっていたのだが、
今回の旅行は前後の日本滞在を含めると3週間。
そんなに長くラッキーと離れたことがないので、
きっとラッキーだって不安だったに違いない……。ごめんよぉ。

さて。なんとなく1人旅というのはセンチメンタルな気分になるもので、
そうした諸々の気分を抱えてたどり着いた城跡の展望スポット!

完璧な晴天に恵まれたコノ日の眺めは本当に最高(⑅ n´∀`n)キャッキャ!

ビーチ沿いの建物のほとんどはホテルではなさそう。
リゾートマンションなのか、地元民が暮らすマンションなのか・・・?
それはどうか分からなかったのだケド、
少なくとも、外資系ホテルがギラギラと立ち並ぶ感じではなく、
なんとなく”のほほーん”とした雰囲気がある建物がそこにあるのがとてもいい。

なんとかコノ景色と自分を一緒に撮りたいと思って
自撮りを試みていたら、「写真撮りましょうか?」と声をかけて下さった男性がいた。

・・・が、なんせスリが怖い。

とてもいい人そうに見えるケド、カメラをそのまま盗まれたりするかも?と
思ってしまって、
「ありがとうございます。でも今パーフェクトな写真撮れたから大丈夫!」と
嘘を言ってやり過ごしたのだが、よく見れば相手もおヒトリ。
もしや、その男性の方が景色をバックにした写真を撮りたいのかも?と思って
「撮りましょうか?」と申し出てみたところ・・・
「いや僕はいらないよ、ここで暮らしてるんだから。」と言われた。

その後も色々話しかけて来るので、ワタクシの中学生レベルの英語でなんとか応戦。
・・・いや別に戦いじゃないか……w

彼はイタリア人だった。
「今度はイタリアにも旅行に来てよ!食事美味しいよ♪」とか言ってたと思う。

そんなイタリア人の話を夜に仲間ちゃんに話したら、
「さすが、ナンパなイタリア人だね〜!女と見たらもれなくデートに誘うでしょ?」
とか言われたんだが・・・

ワタクシの中学生レベルの英語ヒアリング能力が正しければ、
全くもって誘われてないwナンパされてないw

ソノ後もしばらくお話をしたのは確かなのだが、
なんせ、英語でやり取りするのは、ワタクシの英語力では限界があって
かなり疲れてきて切り上げ時を狙っていたのね・・・
そんな空気を読んだのか、イタリア人の彼が、
「ここから更に上に登ると城跡があるから、見に行くといいよ!」と
言ってくれて・・・

え?今いるココが城跡なのかと思ってたのに更に上??

と思いつつ、とにかく英会話に疲れてたワタクシは
「わーお!リアリィ?行ってみるわーーーっ!サンキュー☆」と
その場を後にしたのでありマス。

・・・仲間ちゃんが想像したようなドラマチックな展開は皆無であったw

ここがどうやら城跡の一部らしい。

そして、コノ辺りで再び___例のイチャイチャ中国人カップルと再会するハメになる。
そういえば、上海に暮らし始めてすぐに、
「中国人って欧米ばりに人前でイチャイチャする」ってことに気づいたもんだった。
中年世代以降でもネ!!

ちっ!私は1人ぼっちだぜ(`ω´)イライライライラ・・・・・!
さて、城跡の更に上にも展望台(昔は見張り台だったのだろうケド)があって

さすがに高くなった分、より遠くまで眺めることが出来て綺麗☆
思わず、ゆっくりし過ぎてしまった。

カンヌへの戻りの列車のチケットも購入済みだし、次の場所に向かうために
急いで降りて、町歩き再開。

それにしても欧米人の方々はオープンテラスのカフェが本当によくお似合いになる。
日本だと街中でサングラス掛けてると「カッコつけ?」みたいな感じに思われるケド
欧米人はしっくりと馴染んでいるし、このカフェの光景も全員美男美女に見えちゃう。

さて、ワタクシが次の目的地として向かっていたのはシャガール美術館だったのだが・・・

思いっきり迷子になった!(* ` ( 0 0 ) ´ *)-3ブヒー!!

コノ日はガイドブックを持ち歩くのが面倒だったので
ガイドブックのニースの簡易的な地図をiPadで撮影したものを片手に行動していた。

ワタクシ、調子に乗ってたわ。

自分がものすごく方向音痴だということを忘れていたw

ガイドブックの地図は簡略化されたものなので、
大きな通り以外は通りの名前も書いていなかったりする。
それなのに、時間が限られているのを理由に適当に最短ルートを行こうと
思ったのが間違いだった。

途中で自分がどこにいるのかも分からなくなっちゃうし、
メインの大通りに戻ろうと軌道修正を図るも、ますます迷ってしまうし!

途中でお役所か警察みたいな所があって、市街地地図があったので
コレ幸いと眺めてみたのだが、
逆に地図が細か過ぎて、さっぱりワカラナイw
現在地も描かれてないし・・・フランス語が出来ないから質問も出来ないし。

ということで、途中でシャガール美術館をすっぱりと諦めて、
駅に戻ることを最優先することにした。
決して大きな街ではないし、駅から徒歩でしか動いていないのだから、
落ち着けばどうにかなるはずだと、妙に肝が据わったせいか、
なんとか、列車の時間の30分前くらいには駅にたどり着くことが出来た。

ああ、せっかくニースに来たのに、食事して城跡の展望台に登っただけか(笑)

しかも、試練はさらに続くw

相変わらず、列車関連では悩まされることになるのでゴザイマス。

私が持っているチケットに表示されている番号の列車の出発時刻は17:07なのだが、
ニースの駅の電光掲示板には17:07発の列車がないの・・・
チケットと電光掲示板をギラギラと見比べてみたら、
私の持っているチケットの列車番号”一部分”一致する列車が17:01発と表示されてる。

・・・何?コノややこしさw

仕方がないので、サービス窓口みたいな場所に並んで確認することにした。
間違った列車に乗ってしまうなんて怖過ぎるからね。
で、窓口でチケットを見せて「どのホームから出発するのですか?」と聞こうと
思ったのに、チケットを一瞥した駅員さんが「ファイブオーワン!」とだけ
吐き捨てて「はい、次の人〜」みたいな感じで全然かまってくれないのよっ!!!

ファイブオーワン?リーバイスかよ!
そんなにホームの本数ないだろーが(* ` ( 0 0 ) ´ *)-3ブヒー!!
とか思いながらしばし考えていたら、やっと気づいた。
どうやら、ワタクシが持っている17:07発のチケットの列車は
17:01発に変わっているってことなのだろうと。

列車番号も一部合致しているからそういうことなんだろう。
今回のヨーロッパ旅行では、時間通りに来ない電車にばかり出会ったのだが、
まさか到着時間が前倒しになるとは!

そんなこともあるんだ・・・
こりゃこういう環境で日々電車を利用するお国の皆さんは
常に時間に余裕を持って動かなきゃいけなくて大変だわなーとか思いながら
電光掲示の前でお目当ての列車がどのホームに来るのかひたすら待つ・・・

待つ・・・




待つ・・・



そうしているうちに17:01は過ぎたw



不安過ぎるっしょ?


もう泣きそうだった。


で、17:05くらいにやっとワタクシが乗るべき列車の出発ホームが
電光掲示板に表示されたーーーっ!

周辺の欧米人のお客さん達が一気に動き出す。
もう、まさにダーーーーーー; ε=ε=ε=(( `д´)ノって感じで、
みんな改札をダッシュで抜けて行くの。
(相変わらず検札っぽいものがない・・・w よく分からん)

あまりにも皆さんがダッシュで移動するので、
ワタクシも焦ってその波に乗ってホームを目指したのだケド・・・

ここでもまた困ったことに。

ホームに電車が既にいるのね。

でも、コノ目の前の列車が自分が乗るべきものなのかがワカラナイのよ。

だって、チケットには17:07発と書いてあるのに、駅員さんには17:01発だと言われ、
でも今は17:06・・・列車が遅れるのが当たり前みたいなお国柄らしいケド
どれが正しいのかさっぱりワカラナイ。

そして、目の前の列車に乗るべきか悩むワタクシに
フランス語で話しかけて来る金髪男子がいたりして。

だーかーらーーーーーっ٩(๑`^´๑)۶༄༅

何故、明らかにアジア人風情のワタクシに質問するんだよっ!

あなたはフランス語の構内アナウンス聞き取れてるんでしょ?
こっちが聞きたいくらいなのにさ!(・・・聞きたくてもフランス語しゃべれないケドw)

「Sorry, I can't speak French!」
と返したのだけど、この英語ですら理解できないお方だったので
非常に困った。

お互いに「困ったw」顔で互いのチケットを見せ合いながら、
目の前に停車している列車を指差して、ジェスチャーとか×とか
で意志の疎通を図ることになった。

結局、2人でなんとなく目の前の列車は違うんじゃないかという結論に至り、
その列車を見送った。

結局、次に来た列車に乗ったのだが、あまりにも心配だし、
車掌さんもいないので、元々乗っていた乗客の方にチケットを見せて
「コレであってる?」とか聞いちゃう始末。

ま、合ってたんで無事にカンヌに戻れたんだケド

ちなみに、ワタクシが乗った列車が出発したのは17:13でゴザイマシタ。

チケットには17:07と表記されていて、駅では17:01発と言われ・・・
実際の出発は17:13という難易度高過ぎる電車事情(笑)

仲間ちゃんにも言わずに勝手にニースに行ったコノ日だったケド、
夜に貸しアパートで合流した仲間ちゃんにあれこれ話したら、

「そもそも英語もフランス語も出来ないのによくも一人でニースまで行ったねw?」

と言われた。

無謀だったかしらw
・・・つづく


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