スリに遭う!
10月8日 ブリュッセル
BELGA QUEENで満腹になった我々は、昼間のアントワープ遠征で
疲れていたのもあって、2軒目には行かずにそのままホテルに戻ろうとしていた。
帰り道のあるポイントで、ワタクシがちょっと気になる場所があって
写真を撮るために立ち止まったのだが・・・
元はと言えば、コレが良くなかったのかもしれない。
ワタクシが写真を撮っているのを待っていた仲間ちゃんに
男が寄って来て何やら英語で話しかけ始めたのだ。
ブリュッセルはパリほど、"見るからに怪しい"人とは
遭わなかったし、仲間ちゃんは英語がペラペラだから特に心配ないな、とは
思いつつ、一応「荷物、気をつけてね。」と声を掛けただけで
ワタクシは写真を撮ることに集中していた。
今思えば、なんてことないこんな写真だし、構図的にも全く意味が分からない。
だが、実際の風景は小道の先にあるDuvelの文字と雰囲気はとてつもなくステキだったのだ。
そんな写真撮影にいそしむワタクシにも声をかけて来た輩がいた。
「Haaai!Where are you from?」的なノリの男性。
ワタクシは小さめのバッグを肩からナナメ掛けした上に、
更にコートを羽織っているというスタイルだったので、
お財布完全防備体制のつもりではいたのだが・・・
一応警戒して、コートの上からバッグを押さえつつ、
「アイム フロム ジャパ〜っン!」とか答えると、
「おー!ジャパンか!!イエーイ!ジャッパ〜〜ッン!!」
的なノリでハイタッチなんかしてきちゃって、
内心(なんだコイツ?)と思いつつ、一方ではベルギー人ってノリがいいのね〜とか
考えていたら、次の瞬間サッと去って行った。
あのノリノリは一体なんだったの??とか思ったソノ時、
「ちょっと待って!!」
と大声を上げる仲間ちゃん。日本語デス・・・
なんだ?と振り返ると、仲間ちゃんに話しかけていた男が仲間ちゃんのお財布を
放り投げるように返して走り去って行く場面が目に入って来たのだ。
仲間ちゃんが「やばい、財布スラれそうになったわ・・・」
と言うので初めて状況が把握できた。
スラれそうになったんじゃない、実際スラれている。
が、すぐに仲間ちゃんが気づいたので、スリの男が諦めて返してくれたらしい。
「でも、あっさり返してくれるもんなの??」
「中身を一瞬で抜いたんじゃないの??」
ということで、大っぴらに財布を広げるのも怖いので
物陰で確認すると、中身は100%無事でございマシタ。
そこまでのプロじゃなかったのかもしれない。
多分、仲間ちゃんに話しかけた男とワタクシとハイタッチした男はグルだったのだ。
ワタクシの注意を仲間ちゃんから逸らすためだったのか、
はたまた、ワタクシからもスってやろうと考えていたのか・・・?
ソレは分からないが、念のためにコートに隠していたワタクシのバッグを
確認してみたが、こちらも被害はナシ。
結果的には2人共被害はなかったのだが・・・
ちょっとした気の緩みをスリは見逃さないのだと実感した。
事実、ここまでの旅行中、スリに遭わないようにと
常時注意を張り巡らせていたのは仲間ちゃんの方なのだ。
電車の中では財布やカメラを出すな!とか、
買い物や食事の後はおつりを店内で素早く財布にしまって
通りでは財布を見せないように!とか。
ワタクシ自身、上海でスリに遭ったことがあるので
無防備なつもりはないのに、それでも常に注意を促してくれていたのが仲間ちゃんだった。
その仲間ちゃんも勿論、財布は常にバッグの隠しポケットにしまっていたのだが、
たまたま、BELGA QUEENでちょっと酔って気が緩んでいたのだろう・・・
コノ時は財布を服のポケットに入れたまま歩いていたらしい。
その上、仲間ちゃんは英語が話せちゃうせいで、英語で話しかけられたことで
逆に警戒心が緩んだんじゃないかとも思う。
(ベルギーの公用語はフランス語、オランダ語、一部ドイツ語なので……)
そうした些細な隙をスリは見逃さないのだろう……。
もしかすると、BELGA QUEENを出た時から目をつけられて
後をつけられていたのかもしれないと思うと怖くなってしまって、
2人共バッグをしっかりを抱えてホテルまで戻った。
(↑ 大事なもの入ってマスってバレバレなんだケドねw)
ホテルで気を取り直してのビールタイム。
立ち直り早い??
いやいや、被害ゼロだったお祝い&反省会でゴザイマス❤
つづく・・・
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