鉄道事情に苦労しつつ辿りついたのは・・・

10月6日 パリ 曇り

さわやかに目覚める、パリの朝。
カーテンを開けて眺める、なんてことない中庭にヨーロピアンを感じつつ・・・
早々にチェックアウトして早速お目当ての国に向かう。

コチラ、パリ北駅(Gare du Nord)

ホテルからトランクを引きながら歩いて10分程度で到着した。
建物が立派で、これまたいかにもヨーロッパ建築♪って感じで
ワタクシはワクワクしちゃうのだが・・・

治安が悪い一帯だというので、貴重品は当然、腹巻きの中(笑)で、
気は抜けない。

ここから・・・

あらかじめ、仲間ちゃんがネットで購入しておいてくれたチケットで列車に乗る。
ヨーロッパの長距離高速鉄道というと、ワタクシはTGVしか知らなかったのだか、
実際は(ていうか、当然?)色々な会社が高速鉄道を運営しているらしく、
我々はTHALYS(タリス)なる鉄道に乗ることになる。
ヨーロッパ旅行の経験どころかフランスに短期留学経験のある仲間ちゃんが
「ごめーん、TGVって言ってたケド、タリスだった〜。」とか言ってたのだが、
ワタクシには、何のこっちゃサッパリだw


コノ構内の雰囲気もまた・・・映画で見るような感じでちょっとしみじみする。

そして、早速、ヨーロッパの鉄道事情の洗礼を受けることになる。

この電光掲示でもない、パタパタと板が回って表示が変わるという
モノクロな掲示板・・・趣きがあるし、駅の雰囲気にも合っていて
レトロ好きなワタクシは、これまたワクワクするんだが。

自分達が乗る列車がどのホームから出発するのかが、直前まで表示されないの!
荷物が多い我々としては、余裕を持ちたいので早めに駅に来たのに、
コノ掲示板を前にひたすら待つことになった。

そして、チケットに記された出発予定時刻の5分前くらいに、
やっとホームの表示が出て、人民大移動w〜♪


コレが我々が乗る列車・・・

ていうかね、コノ列車、我々が構内に入った時には既にホームに停車してたのよ。
なのに、どうして直前までホームの表示をしてくれないの??
これって、上海の鉄道よりアバウトなんだケドw
とか、日本人的には考えてしまう。
なんせ我々、大きなトランクを2つずつ抱えての移動なので可動性低いのね。
重い荷物を引きながら、自分の乗る車両を探し、かつ荷物置き場をGETする!というのを
5分の間にしなければならないので、焦る焦るっ〜ε〜ε〜┌(|||´Д`)ノ

というのは杞憂なんデスね・・・

なんせ。定刻通りに出発なんてしないんだからw

中国以下のゆるい鉄道事情に驚愕しつつ、
これなら初心者でも慌てずに済むかもwとか思いつつ・・・

仲間ちゃんが予約してくれていたのは一等席。
日本の新幹線で言えば、グリーン席みたいなものでしょうか?

軽食も出て来る。さほど美味しくはないが、朝食をとっていないのでありがたや〜。

そうこうしているうちに、たったの1時間20分程度でお目当ての国に突入〜!

到着したのは、ブリュッセル南駅(Bruxelles Midi)!!

そうなの

ビール王国、ベルギーに到着なのーーーーーっ!!

ここから更に一駅電車に乗るわけなのだが、これまた非常に難しい。
券売機に表示されている言葉が基本はフランス語なのね,,,,,,
ベルギーの公用語はフランス語とオランダ語と一部ドイツ語。

全部分かんねーーーーっ٩(๑`ȏ´๑)۶

しかも現金はコインのみ使用可能で、クレカも使えるらしいが、
何故かワタクシのも仲間ちゃんのもクレカが反応しない。

仕方がないので、案内スタッフに聞くと窓口に行けと言われたのだが、
コノ窓口っていうのが、日本で言う「みどりの窓口」みたいな所なので、
長距離鉄道のチケットを購入する人達で長蛇の列が出来ていて、
たかだかたった一駅分のチケットを買うのに、こんな苦労をするなんて・・・
とバカバカしい気分になる。

そのまま、売店でミネラルウォーターを買って紙幣をくずし、
例の案内スタッフの方を呼んで、再度券売機に挑んだ。
で、どのホームで乗ればいいのか?っていうのが、言葉が分からない我々が
掲示だけを頼りに判断するのが非常に難しい。掲示には終着駅しか書いてないし)

我々の向かう隣の駅は様々な路線が走っているらしく、
案内スタッフの方が直近の電車が来るホームを端末で調べて教えてくれた。
コノ方は、英語が通じる・・・。
しかも、アチラも英語が母国語じゃないので、
ワタクシのめちゃめちゃな英語でも通じたのが幸いだw

こうした紆余曲折を経て・・・

着いたーーーブリュッセル中央駅(Bruxelles Gare Centrare)

ホテルは、ここから歩いて2,3分の…...

Royal Windsor Hotel

老舗のホテルのようだケド、さほどお高くないので決めた。

偽りじゃない、ホントのヨーロピアンな内装は重厚感がすごい!
あまり広くはないケド、雰囲気ばっちり(๑˃̵ᴗ˂̵)و

 

1泊目のパリのホテルにはなかったバスタブもしっかりあるし♪
これからの4泊、毎日しっかりお風呂につかったのは言うまでもないw

そして、ミニバーに置かれたコレ!

小便小僧!(多分ボトルオープナーかと?)

なんだか、憧れのベルギーに来たんだな……としみじみしたw

ワタクシはパリよりベルギーの方に魅力を感じるクチで。

そりゃ勿論、ワインより断然ビール派でゴザイマスから

・・・ということで、コノ後早速お出かけしまーす♪ヾ(*´・∀`)ノ ルン♪ ゚

つづく・・・


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