旅立ち
10月5日 東京 雨
コノ日、ワタクシは旅立ちます・・・
（↑ って過去のことじゃねーか！！）
ということで、正しい日本語ならば、「旅立ちました」デス。
空港で、しっかりと食べて飲んで、寝る態勢を整えて長時間フライトに備える・・・。
久々の10時間超えのフライトなので、BBAのワタクシは鬱気味だった。
眠れなかったらツラいのよ・・・。
と思っていたら、空港のラウンジでチャージした
ビール＆スパークリングワインのおかげで、ぐっすりでゴザイマシタ。
あ、ちゃんと機内食タイムは目覚めマス(´▽`)♪
ホントに、JALの機内食は近年美味しくなったと思う〜❤
（中国東方航空の悪口は言わないよ、今回はw）
2回目の機内食は、なんとっ(๑°⌓°๑)
これから2週間、おそらく口にすることではないであろう、日本食。
その最後（いや、最後ってのは大げさだがw）が、吉野家って！！
・・・イイね！(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧
上海だと牛丼食べないし、日本で普通に暮らしていてもほとんど食べなかったものだケド、
こうして、改めて向き合うと、お肉の出汁と醤油と砂糖の味が絡み合ってオンザライスってのは
至高の一品かもしれん(笑)
そうこうしているうちに、思ったよりも早く目的地に到着する。
・・・ま、ほとんど寝てたんで映画も1本しか見られなかったし、
山ほど持ち込んだ小説も1冊どころか1章読んだくらいで睡魔に襲われてたし。
到着したのは、
おフラーンスのパ〜リ〜❤でゴザイマス。
ま、通り道なだけだケド。
とはいえ、到着が現地時間の夜だったので、パリに1泊することになってた。
飛行機の手配などは愉快な仲間ちゃん（以下、仲間ちゃん）が引き受けてくれたので、
ワタクシが主にホテルを手配したのだが・・・
フランスにあまり興味がないワタクシにこういう仕事をさせたのがいけなかった。
とりあえず、翌日の移動で使う「パリ北駅」の近くが便利だろうと考えて
ホテルを予約していた。あくまで利便性しか考えていなかったのである。
が、「パリ北駅」周辺というのは、めちゃくちゃ治安が悪いらしいと
旅行の出発直前に知ることとなった。
パリに何度も行ったことがある人の話を聞くと、
「パリ北駅周辺は、夜はドラッグの売人がいるぜ！」とか、
「スリだらけだから、日本人は格好のカモだぜ！」とか・・・。
ビビってしまった我々、成田空港で急遽、
腹巻きタイプの貴重品入れ買っちゃったもんw
本当は、シャルル・ド・ゴール空港から、コノ北駅までは電車で
移動するつもりだったのだが、先述のお方から
「スーツケースと一緒にパリの電車に乗るなんて！！」
「荷物に気を取られている間に手元が不注意になって、スリに囲まれて終わるわ！」
などと言われ・・・これまたビビった我々は、素直にタクシーに乗った。
ここまで聞いているとタクシーですら怖かったのだが・・・
なんとか無事ホテルにたどり着けた。お代は約80€、余裕の１万円越えっ！！
うう、上海のタクシーが恋しくなる日が来るとは・・・w
まぁでも、スリに遭うよりはマシよね。
上海って実は治安いいんデスのよ、奥様w
Magenta 38 Hotelという、1泊1部屋13,000円くらいのホテル。
このホテルの前で写真を撮るのも実は怖い。
すぐ隣に銀行のATMがあるのだが、その前にいかにも怪しそうに見える人が
たむろってる。あのATMでワタクシがお金をおろそうもんなら、
すぐに囲まれる自信アリ〼。
誰だよっ！パリがオシャレで憧れる都市だなんて言ったヤツは！
色々、おっかないんデスけど・・・
さて、ホテル。
ヨーロッパの物価はお高くて、一部屋1泊13,000円程度っていうと、
めちゃくちゃ安いレベルなので心配していたが、意外とキレイ♪
]
大荷物の我々にはちょっと狭かったケド、
夜に到着して寝るだけのホテルとしては充分過ぎる程で、ベッドも快適だった。
↑ 寝酒wに早速フランスのKronenbourg❤
このビールを買い出しに行くのですら、怖かったなぁ(笑)
旅立ち前にビビらされたというのも勿論あるが、
午後9時くらいだというのに、閉店しているお店が多いのがおフランス事情・・・
街は結構暗く、コンビニなんてないから、個人営業のグロッサリーショップを
探すことになる。
ホテルのフロントで「近くでビール買える店ありますか？」と聞いて
グロッサリーショップの場所を聞いて出かけたはいいのだが、
怪しげな人と沢山すれ違うばかりで、聞いた場所に空いているお店がない。
（いやね、マジでじろじろ見られるのよ・・・怖いよ〜）
仕方がないので、諦めてホテルに戻った所で、フロントの気のいいお兄ちゃんの
目に留まってしまい、「見つかったかい？？」なんて笑顔で聞かれちゃって・・・
手ぶらの我々を見て、
「クローズしてた？ごめんよ〜、じゃあコッチ側をこう行くともう1軒あるよ♪」
なんてノリノリで教えてくださるもんだから、再度出発(笑)
コノ時点で、ビールなんてどうでもいい仲間ちゃんは
「もうさ、怖いからやめようよ！ビールなんて今日は諦めてさっ、ホテル戻ろ？」
とか言うんだケド・・・
「わたしゃ〜ね、時差を乗り切るには寝酒が必要なんだお！！」
と押し切り、なんとか空いているお店にたどり着けた。
着いてみれば、仲間ちゃんだってノリノリで買い物してたケドね(笑)
こうした苦労の末、手に入れたKronenbourgはめちゃくちゃ美味しかった(*´ω｀*)
こうして、スリにおびえたパリの夜はふけた。
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