上海生活3年半・・・ついにヤクまみれでトリップ！

とうとう、ダークサイドに落ちる日が来たのかもしれない。
ワタクシ確かに好奇心は旺盛な方ではあるが、それでも小心者だ。

だから、ヤクに手を出す日が来るとは思わなかった・・・
コノ日、とある愉快な仲間と一緒にやって来たのはコノお店だ。

康巴藏餐（定西路×愚园路　定西路1550号2F）

店内は、木をそのままくり抜いたような重厚な椅子などが並べられ、
個人的には大好きな雰囲気が広がっているが。

　

どこかの民族の特殊な風習などを思わせるディスプレイに
胸がざわつく……。コレは、イケない空間でイケないことをしてしまうのか？

一見、可愛らしい民族調のユニフォームを来た服務員さんが
フツーに「ヤクは一人前でいいのか？」などと尋ねてくる、恐ろしい,,,,

まず運ばれて来るのはコレ。

なんだなんだ！魔女が秘薬をこしらえてそうなコノ装置は！！

って、

鍋だよっ！（知ってた・・・？）

牦牛骨清汤麻辣锅（68元＝約1,202円）

もうもうと立ちこめる炎がワタクシをダークサイドへ誘う入り口のようだ。
当然、中国のアノ火鍋のように具材をしゃぶしゃぶしていただくスタイルなのだが、
普通の食材から運ばれて来る・・・ヤクはやはりなかなか出て来ないのだ。

蔬菜拼盘（28元＝約495円）

〓松露煮饺（22元＝約389円）、年糕（10元＝約177円）、豆皮（15元＝約265円）

ここはまず、至って普通の火鍋を楽しむ。

このモンゴル鍋のような形状では珍しく、鴛鴦鍋になっている優れモノだ。
そして、いずれのスープも・・・

超おいしい〜っ( ๑˃̶ ॣꇴ ॣ˂̶)♪⁺

鍋スープにしておくのは勿体ない、そのままスープとして戴いても
充分なほど、濃厚でまろやかな味❤で
野菜もモリモリ進む。

コノ黒トリュフ入りの肉団子もまた絶品だっლ(´ڡ`ლ)
一口噛むと、トリュフの贅沢な香りが口イッパイに広がって
それだけでもう、早くもトリップしそうw

・・・そうこうしているうちにヤクの準備が整ったようでアル……。

ワタクシがとうとう踏み入れてしまう、まだ見ぬ世界。

はじめまして。。。

ヤク・・・

ここにきて、胸が、胸が……苦しくなる。

誰かロマンチック止めてw（←え？）

コレがヤクだ！

牦牛肉（78元＝約1,379円）

ヤクの肉だーーっ！！！

既に茹でて下処理してあるもので、服務員さんが鍋に投入してくれる。
そしてもう１つ、

牦牛百叶（38元＝約671円）

ヤクのセンマイ。

ご参考までに・・・

↑ ヤクです☆

中国ではチベットにその多くが生息しているそうで、
野生のヤクは保護対象になっているという貴重な動物らしい。
当然コノ日いただいたヤクは肉食用に飼育されたものだと思われるが
高値で取引されるんだとか。
道理で、普通の火鍋屋さんよりお高いわけだ。

さて、お待ちかねのヤク肉。

こんなにしっかりとした身なのに、食べるとホロホロっと身がほぐれる❤

ていうか、超〜おいしいんデスがっ( *՞ਊ՞*)ﾉ

ヤク肉本来がそうなのか、下処理が上手なのか分からないが、
全く臭みがない。フツーの牛肉よりもクセがないくらいだ。
それでいて、牛肉よりも旨味が強い♪
なんちゅーおそるべき食材なのだ！ヤク肉って。

なるほど鍋スープも濃厚で美味しいわけだ。
ヤクの骨のスープなんだから。

ヤクのセンマイはかなりの弾力。めちゃくちゃ力強い！
すごいぞ！ヤク！

もう１つ、ヤクを楽しむ❤

牦牛奶渣饼（32元＝約566円）

ウイグルパンにようなものに添えられてくるのが、
ヤクのお乳で作ったバターなのだが、コレがまた・・・

信じられないくらいに美味しい（*'∀'人）❤*+

通常のバターよりもサッパリとしていて、甘みがある。
クリームチーズを食べるように、コレだけをパクパクといけてしまう感じで
とてもバターとは思えぬ軽さ。
やばいっ、そうは言ってもバターなんだから・・・。
デブの元だってば！と思うのに、ついつい進んでしまう美味しさに
ヤクのおそるべき底力を見た。

ヤク・・・。やばい。
一度知ったら絶対ハマるわw

コノ日の我々は初めてのヤクを楽しみ、
遠くチベットへトリップしちゃった〜❤(*ﾉ∀`*)ゞｪﾍ



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