行列に並ぶ価値あり!の紅油抄手


ー9月11日ー

台北旅行も6日目、いよいよ午後の便で上海に戻るので、
ギリギリまで食い倒れマス( ´(00)`)ブヒ

ホテルをチェックアウトして、荷物をしばし預かって貰った後、
愉快な仲間サマを言葉巧みに連れw
コノ前日にフト入ったビルの地下街にあったアノお店に行ってみる。


↑ 前日の様子


↑ コノ日の様子

龍門美景(忠孝東路97号地下1F)

カウンターは満席&行列ができてるwww

コレはっ!!ワタクシの嗅覚すごくない??
前日にたまたま通りかかったビルの地下に降りてみて
気になったお店が、実は行列のできるお店だなんてっ( ̄(oo) ̄)ノ

カウンターをL字に囲むように伸びた客席は全部で15席程度かな。
奥にいる人は持ち帰り用の待ち人デス。

こんなに狭いカウンターの中で3人が調理&盛りつけをしているので
提供のスピードがあまり速くないのも行列が出来る理由かもしれない。

実際、こんな張り紙がしてあった。

本店は1つの鍋で調理しているので、
麺を煮る時は麺だけを、ワンタンを煮る時はワンタンだけを調理しています。
催促しないようにご協力よろしくお願いします。

てな感じでしょうかね。

ワタクシは担々麺が目的なのだケド、担々麺ロットにハマらないと
席についてからも大分待つみたいだ。

しかも、お客さんのほとんどが、担々麺&紅油抄手の組み合わせで
注文していて、どちらかを食べ終わった後に次の料理が来るまで
じーっと待っている。

なるほど時間がかかるから行列もできるわけだが、
逆に待つ価値があるお店だからこそ、皆並ぶわけよね?

ということで・・・待つこと15分くらいで席についた。

これからが長いのデス。
席についたからといって、すぐにオーダーをとってくれない。
店員さんは淡々と仕事をされていているので、そのペースを乱してはいけない雰囲気。

オーダーしてからも予想通りかなり待つ。
10分後くらいにワタクシの注文したものと同じものがカウンターから
出て来たので、手を伸ばしたら……

となりの席の女性のものだった!恥ずかし過ぎる(泣)

隣の席の女性、結構前から座っているはずなのに、
このタイミングでコレが来たということは、ワタクシの注文した分は
次のロットに回っているはずで……。こりゃ長丁場になりそうだ。

そうこうしているうちに、愉快な仲間サマの注文したものが来た。

紅燒排骨飯(85台湾ドル=約298円)
付け合わせは何種類かから選べるので、漬け物と干豆腐の煮物をチョイスして。

醤油や八角などをつかって甘辛く煮込んである排骨。
コレは既に煮込み終わって鍋に入っているし、
ご飯もジャーに保温されているものなので、比較的早く提供されるらしい。

排骨を少し分けてくれたので食べてみると、

見た目以上の激ウマっ(*'(OO)'*)ブヒ!

スプーンでサクっと切れちゃうくらい柔らかくて、
味がしっかり染みている。
川味(=四川風味)と謳っているお店ではあるが、
コレは麻辣系の辛さはなく、日本人が大好きな醤油と砂糖の味だ。
ボリュームもあって、コノお値段・・・そりゃ人気なわけデスわっ!


そして、席についてからおよそ15分。




キターーー(゚∀゚ )!!!




担担乾麺(50台湾ドル=約175円)

日本人的感覚だと昭和の香りがする手のひらサイズの器に
シンプルに盛られた和え麺タイプの担々麺。

混ぜると花椒のいい香りが漂って来る。
食べてみると、花椒と辣油と芝麻醤のシンプルな風味が鼻にぬけて
ウマーい

上海で食べる四川系に比べると辛さはかなりマイルドで、
唐辛子をそのまま使っているのではなく、辣油とか辣醤などの
他の香辛料をブレンドしたものが辛みの元になっているっぽい。

ちなみに麺はほにゃほにゃ〜……。
台北で食べた麺は全て上海以上にヤワヤワだった。

辛みを足したいな、、、と辣油とかを探してキョロキョロしていると、
隣の女性が話しかけてくれた。
先ほどワタクシが、彼女の分の料理を間違って取ろうとしてしまった、
アノ彼女だ。

「何が欲しいデスか?」←日本語で!

どうやら、ワタクシと愉快な仲間サマが日本語で会話していたので
日本人だと分かったらしく、助けてくれようとしているみたい。
辣醤が欲しいんです、と伝えたら、すぐさま立ち上がり
カウンターの中の人に「辣醤ありますか?こっちにくださーい!」と
伝えてくれた。

なんて親切なんだろう(´▽`)
ワタクシ…...恥ずかしながら、日本で同じような場面に出くわしたとしても
察して助けてあげることができない気がする。

キレイな女性でしたよ。笑顔もステキで☆
おかげで辛さを足すことが出来て、より美味しく頂けました。
ありがとうございます。

続いて・・・

紅油抄手(50台湾ドル=約175円)

先ほどワタクシが担々麺に足した辣醤を和えたワンタン。

コレが・・・実にウマいっ(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾

ワンタンそのものが非常に美味しいの〜っ!!!
余計な具材を一切入れていないと思われる豚肉の餡から
肉の甘みがしみ出てくるし、皮も美味しい。

なんて艶ややかなんでしょ!
口の中でつるんと弾けて、喉越しも最高デス

コノお店では、コノ紅油抄手がとにかくおススメ!
ワタクシの大好物の担々麺がかすむくらいの美味しさでゴザイマス〜ლ(´ڡ`ლ)

ちなみに担々麺のお好み度・・・★★★

基本はスープ麺タイプが好きなので、和え麺タイプはやや不利であると
いうことと、辛さが足りなかったことと、麺がヤワかったことが
マイナスポイント。(あくまでお好み度デスので・・・あしからず)

でも、とにかくワンタンが美味しかったので、
コノお店に出会えて良かった〜と思った。

次回また台北に来ることがあったら、コノお店は絶対再訪しようと
心に決めたアルね。

もう少しだけ、つづきマス・・・


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