「千と千尋の神隠し」のような世界@九份
ー9月7日ー
台北旅行2日目のコノ日は、
上海で知りあった台湾人のジニーさんとその彼氏さんが
貴重な中秋節の連休の中日だというのに、ご一緒してくださいマス。
ジニーさんはワタクシとほぼ同じくらいのタイミングで上海に渡り
2年くらい仕事をして、台湾に戻って今に至るのだケド、
久々にお会いしたら、めちゃくちゃ活き活きとしてた❤
勿論、地元に戻ったというのが笑顔の一番の理由のようだケド、
上海時代は中国人と台湾人との気質の違いにかなりお疲れになったそうで……。
意外と上海に馴染めているワタクシとしては「そこまで違う?」と思うケド、
同じ言語を話し、似たような文化の国なのに「人の気質が違う」というのは
逆につらいのかもしれないなぁ。
ワタクシなんぞは、「日本と中国は違うもの!」と開き直れちゃうケド、
近いものがあればあるほど、根本の感覚が異なるのって確かに疲れそうだ。
さて。
コノ日はジニーさんがマイカーでホテルに迎えに来て下さり、
好きな場所に連れて行ってくれるとの言うので、
お言葉に甘えて〜。
10年くらい前に、ツアーで回った中でとても印象に残っていた九份をリクエスト!
とても有名な観光地で、台北市内からだとバスでも行けるし
ツアーバスも出ているのだケド、
個人で行くのはちょっと心細いので、こうして地元の方に
連れて行っていただけるのはかなりうれしい☆
高速に乗ると、なんだか日本的な風景。
上海だと、どこでも高層マンションが見えちゃうから、
なんだか癒される。
山沿いの建つ小さな祠のようなもの・・・お墓だそう。
個人のお墓だとのことだけど、なんだか立派デス。
30分くらいで海が見えて来て、ますます癒される。
この台湾のサイズ感が日本に近くていいんだよ〜。
九份近くの駐車場から海を臨む。
緑と海を一緒に見るのって、やっぱりいいなぁ。
こういう景色を見ると、日本の温泉とかに旅行に行きたくなっちゃう。
九份は、山沿いに作られた街で、かつては金が採れる鉱山だったらしい。
ということで、駐車場横には金を展示している建物があったりする。
ココからはひたすら石段を登って行く。
毎日、ラッキーのお散歩をしているというのに、
ちょっと登っただけで膝が笑うんデスがw
こういう時、痩せなきゃなぁと思う。(つーか、老化もあるでっ!(⑅∫°ਊ°)∫)
大分登って来ると、レトロモダンな建物が見えて来る。
コノ雰囲気、やっぱり大好き。
10数年越しにまた来ることが出来たのが嬉しいな。
コノ日は曇り空だったのだケド、お天気がいい日はもっとステキだと思う。
で、上の写真の右側に映っているお店でランチをいただきマス。
炒地瓜葉(150台湾ドル=約525円)、樹子炒山蘇(180台湾ドル=約630円)
地瓜葉は、台湾料理でスゴく大好きなもの。
サツマイモの葉っぱを炒めただけなののだケド、
ほんのりサツマイモの甘さを感じる葉っぱと、ニンニクと塩でシンプルに
味付けされているその二重奏がたまらなくて。
もう1つの野菜は初めて食べたのだケド、海藻のような粘りとコリコリ感で
これまた面白い!
ビールにも良く合うんだ〜(゚∀三゚三∀゚) ウホー!
ちなみに、ジニーさん彼氏が昼からビールを勧めてくるケド、飲まないょっ!
運転のジニーさんが飲まないんだから、飲まない!
えらーい☆←当たり前だろ、オマエのために車出してくれてるんだからw
香嫩白斬雛(300台湾ドル=約1,050円)
しっとりとした鶏肉で、上海でも食べるケド・・・
やっぱりコレも旅の高揚感のせいなのか、すごく美味しい❤
ま、台湾人のカップル曰く、「上海よりおいしいに決まってるじゃない!」
ってことだったケド。
※大陸よりも安全に育てられた鶏なんだよー、と強調してたw
紅燒牛肉麺(210台湾ドル=約735円)
コレもめっちゃウマい〜⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾!
感覚的には、観光地で食べる食事はややボラれ気味で
そこそこのものしか出て来ないイメージなんだケド、
コレについては、本当にタイプで口に合う味。
観光客向けに八角とかをあまり使っていないのかもしれないケド、
クセがなくて馴染み易い味だった。
(ワタクシは八角が苦手なわけではないんだが。)
ジニーさん彼氏の前にあるお茶碗の中身は、豬油拌飯(30台湾ドル=約105円)
ラードと醤油っぽい調味料であえるご飯で、
コレがばかウマーーーーーっლ(´ڡ`ლ)♪
体には悪そうだし(笑)、いかにもB級グルメって感じなのだケド、
ヘタな油ギトギトなチャーハンを食べるよりもサラっと進んでしまうくらい
ラードの重さを感じない、絶妙なバランス☆
台湾って、魯肉飯といいコレといい・・・
ワタクシの小麦ッ子クラブ員としての矜持がゆるぎかけるような
美味しいご飯モノが目白押しだわ❤
ちなみに、九份では景色を眺めながら食事が出来るように
テラス席を設けているお店が多くて、コチラもその1つ。
緑と海を眺めながらいただく食事は、それだけでやっぱり美味しいもんデス。
そして、コノお店から眺める九份の建物も・・・
まるで巨大なジオラマを見ているようなかわいらしさと、
どこか懐かしい風情とが一体となっていて、いつまででもコノ場所にいたいと思う。
コノ九份は、「千と千尋の神隠し」のモチーフになったと言われていたりもする。
実際、ジニーさんからも、
「宮崎駿の映画でココが舞台になったんでしょ?」と言われた。
実際には、宮崎監督自身が否定されているようデス・・・が。
※ワタクシ、日本の某温泉地でも「ココは”千と千尋〜”のモデルとなった場所デス!」
と聞いたことがありマス。
ま、それくらい、日本人の原風景に近いんでしょう、コノ九份は。
ランチの後は、しばし散策。
ランチをした場所のような食事処の他に茶館もあるし、
コノ写真のように、小吃が売られているお店などが軒を並べている場所もあって、
上海で言うと、豫園とか七宝老街のような感じに近い。
ただ、旅館もあったりして、ココに一泊して夜の九份を楽しむというのも
ステキらしい。
↑
こんな夜の雰囲気、確かに味わってみたい〜( ๑˃̶ ॣꇴ ॣ˂̶)♪⁺
※お土産の絵はがきの写真をお借りしました・・・
そういえば、ジニーさんのおっしゃる大陸と台湾の人の違いって
ココでも存分に感じることが出来た。
中秋節の連休ということもあって、かなり人が多かったのに、
人にぶつからない!(☝ ՞ਊ ՞)☝
いや、上海だと・・・コレくらい人が多いと肩と肩がぶつかり合うのが
当たり前なんだケドね。
何度も言うが、別に上海をディスってるわけじゃない。
あくまで違いをそのまま述べているだけ。
それでも勿論、たまにぶつかってしまうことはあるケドそんな時は・・・
お互い謝るんデス!!
コレは上海ではない光景。
上海の人が謝らないというわけではなく、
ぶつかるのが当たり前でソレが互いに迷惑なこととは認識されていないだけだけど。
・・・・・さて。
深キョンの今年のポスターすらレトロに見えるコノ雰囲気を後にして、
次はジニーさんおすすめの場所に向かいマス!
・・・つづく
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