老舗の面館・・・蘭桂坊酒家


コノ日は久々にコノ辺りに昼間の用事があったので、ココに寄ってみた。

蘭桂坊酒家(娄山关路×仙霞路 娄山关路417号)

老舗の麺屋さんらしく、ワタクシが上海に来て初めて食べた麺は
コチラのお店のものだったという、一応…「思い出の味」ともいうべきところか。

ま、思い出の味=忘れられないおいしさではないが〜(☝ ՞ਊ ՞)☝



あの頃はまだ上海に来たばかりだったワタクシ、
ラーメンの本場の中国大陸に大いなる期待を持っていたわけだ。
「ものすごく美味しいお店なんだよ〜。」とコノお店に連れて来てもらって
実際お昼時だったせいか少し待たなくては席が空かないくらい大盛況だったことも
ますます気分を盛りたててくれて、
本当にワクワクしながら「本場のラーメン」を待ったものだった。

が、初めて中国のラーメンを食べた日本人の多くが感じるであろう
”がっかり”を感じることになるのだ。

そう、麺がヤワい、スープがうすい、麺にスープがからまない、具が少ないetc.


・・・あれから3年半ほどが過ぎた今は、すっかりそうした中国的麺料理に慣れ、
むしろ好きになっているから不思議だ。

さすがに、麺のヤワさだけは時々あり得ないと思うレベルのものにも出会うケド
スープは、日本のラーメンが濃すぎるんだな〜と感じるくらいになった。

なので、そんな成長?した自分で再度コノお店に来てみたいと思っていた。

午後2時半頃だったので、3年半前のような混雑はなくお客さんはまばらで
まかないが始まっていた。

前回はスープ麺を食べたのだが、こちらのように麺がヤワい店では
和え麺を注文すると麺に幾分コシを残したまま完食できる。
コレも3年半で学んだことだ。

ということで和え麺を頼む。

蒜蓉蛤蜊肉拌面(42元=約734円)

注文の時に「猪排いる?」と聞かれてつい勢いで「いる!」と
言ってしまって、ソレもついてきた・・・半端な時間にものすごいボリュームw
※猪排はプラス10元(=約175円)ひー円安っ( ᵅั ᴈ ᵅั;)〜

ニンニクたっぷりのタレで合えたアサリの麺。
青ネギくらい散らしてくれれば、もっと美味しそうに見えるのになぁとか
思ってしまうのは、やっぱり慣れきっていないせいw?
もっと安いならタレがはみ出ていようが、盛りつけが微妙だろうが気にしないが、
コレについては日本のラーメン並みの価格なので、なんだかがっかりしてしまった。

でも・・・
3年半前は全否定だった麺も、小麦臭がしっかりしていて美味しく感じるし
その麺の香りがこってりとしたタレに負けていないのがとてもいい◎

中国の麺は見た目よりもボリュームがあるので
コレも途中で若干こってり味に飽きてきて、卓上のお酢を足した。
するとまた、新鮮な味で食べられる。

これまた3年半で学んだことか?→卓上の調味料を上手に使うこと。

猪排もなかなか美味しいのだケド、さすがにお腹がしんどかった(笑)
だが、コレもお酢で食べるとさっぱりとして進む不思議。
香酢って美味しいもんね♪

昨今「アノ店がなくなったー。」という話を聞くことが多いのでしみじみ思ったのだが、
やっぱり、老舗というのは長く続くだけの理由があるんだろうな・・・

こちらについては、悶絶するほどおいしいーーっ♪とまでは思わなかったケド
3年半ぶりに来て、同じ場所に同じお店があるという安心感というのを感じた。

そして、お店も今風に改装したりせずにそのままの雰囲気であること。
麺も盛りつけにこだわって媚びを売らない(ま、特に何も考えてないとは思うがw)こと。

この安定感こそが老舗たる所以なんだろうなぁ。
そんなどっしりと構えた感じ、何故だか憧れる(*ˇ◡ˇ)人
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