北京旅行 〜万里の長城編〜

1月25日

この日は万里の長城ツアーを申し込んであって、
ホテルにピックアップに来るのがAM7:00。
極寒が予測されるので、眠くても頑張って早起きして、キチンと朝食を摂る。
お腹が空いていると、寒いもんだからね!

[:]

朝の気温・・・・-15℃・・・(泣)

私たちのホテルがピックアップのトップバッターだった模様で、バス内も激さむ〜!
クーラー効かしとんじゃないの?って言いたくなるほど冷たいバスで、他に2箇所から
お客さんをピックアップしていった。

ホテル前の警備のおじさん!寒さの余りに走る!走る!走る!
2箇所目のピックアップポイントのホテルでしばらく待った間に見た光景。
慣れた北京人でも寒いんだなぁ。

日本人は私達2人、後は全員ヨーロピアン!
イギリス人ご夫婦、フランス人大学生女子2人組、ノルウェー人の19歳コンビの女子。
(なんと、バイト代貯めて、世界一周旅行中とかっっ!)

こじんまりとしたツアーで、ALL英語のガイドさんが連れて行ってくれる模様。

どうやら、万里の長城は高度が市内に比較して高いのでより寒い・・・午前中はムリっしょ・・・
ということで、先に別の観光スポット行きまっせ〜とのこと。

ガイドさんが、

なんで皆さんはこんな寒い時期に北京きたのよ〜???と。

うむ、私も謎。

そして私達、ガイドさん(中国人)に、「君たちは中国人?」と英語で聞かれるという・・・^^;
それもそのはず、ヨーロピアンが比較的軽装(彼らは寒さを完全にナメてた!)なのに、
私ときたら、まるまるになるまで着込んで、ニット帽もイヤマフも完備!
ヒートテ●ク系インナー2枚重ねの上にカシミアセーター、モコモコのベスト、ダウンコート。
下半身は80デニールタイツ+ニットタイツ+パンツ+ムートンブーツ(中にはホッカイロ
という重装備^^v;加えて、風よけの為にマスクとでかいサングラスもしのばせてる。
まぁ、ヨーロピアンのぴちぴちな(私語?)ギャルに比較して、おしゃれ感ゼロで防寒に
走る私達が、中国人に見えたのは仕方ないことで。

こうして、午前中を別の観光スポット(まメインは翡翠の売りつけ→ヨーロピアンは全員購入
で過ごし、いよいよ万里の長城へ!!

気温も上がってまいりました!!−5℃!!(市内気温なので長城はもっと・・・)

バスの中から見えてきて、みんなで大興奮♪
ご存知のように、「城」といっても、敵の侵入を防ぐ壁のようなもので、万里の〜というくらい
延々と続いているわけで。その中で、この日行ったのは八達嶺というスポット。

男坂、女坂(当然こちらの方が登り易い)とあって、麓からせっせと登ることもできるものの、
ガイドさんから許された時間は2時間。
何より寒さ(笑)が厳しいので、満場一致でロープウェイでワープすることに!

ところが、この日は風が強くてロープウェイが休止している...と
ガイドさんに知らされ、Ohhhh〜・・・」どよめくバス内。

密かに自分の足で登りたいと思っていた私は、悠然と構える。その為の厚着だし。

・・・とガイドさんが「安心して下さい。スライダーがあります。」・・・??

って、遊園地か!(笑)

歴史的な建造物を前に、これをやってのける。さすが、中国!(ちなみに往復60元)
ジェットコースターの巻き上げの時のような感じで登って行く。景色はゼロね。

ちなみにチケット・・・写真では下りのようね。
下りはちなみに、傾斜を活かして自然に滑走させる感じで、先頭に
スタッフが乗ってブレーキかけながら進む・・・というアナログさ!

さて、このアヤしいスライダーを降りて少し進むと・・・・

確かに眺めは最高!冬のキリッとした空気の中で見るからか、荘厳です。
改めて、当時築いた人々を尊敬する。スライダーを降りてから、一番上の
箇所まで20分くらい更に登れるわけなんだが、勾配が結構厳しくて、
なかなか大変。これをただの山だったこの地に築いたのはすごい・・・・

最上部分近くから見下ろす。個人的にここからの景色が一番好きだったかな。

本当に、よくもまぁ造ったもの・・・長城自体の感動に加えて、上から眺める風景が素晴らしい!
暖かい時期に、またゆっくり行きたい。寒過ぎて相変わらずカメラとiPhoneの具合が悪くて
写真がイマイチでお伝えしにくいのが残念だし。

今回は現地ツアーをホテルから申し込んだので、一人360元(=約4,480円)だったものの、
お目当ての長城は2時間の滞在、とせわしない。他にも安いツアーはあると思うし、
電車でも麓の近くまで行けるらしい。事前の調査って大事ね・・・

でも、絶対また行きたい!北京市内の観光なども3泊じゃ消化不良だったしね。
上海よりも中国らしさに出会える街だと感じたなぁ。上海も国際都市だけど、
北京は外国からの客に対応する素地ができていて、サービスなどは上海よりいいんじゃない?
と思ったり・・・ま、暮らしているのと旅行では受ける印象は違うのでしょうが。

タクシーの運転手さんがとにかく優しく感じて。
それでも何のかんので、上海の自宅に戻ると一番安心したりするんだけどね。

また、行くぞ!北京。

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