北京旅行 〜景山公園の夕日編〜
1月24日
故宮を見物して、裏手の門(神武門)を出ると、道路をはさんで景山公園がある。
なんせ下調べが不十分な状態で北京に乗り込んでしまったので・・・
聞いたことある!ここだったのね!って印象。
故宮見物中に、遠くに見えていたこの建物。
「あれなんだろね〜?」って感じでゆる〜くやりすごしていたけど、
この景山公園の中の建物だった!
すでに夕方で極寒。故宮見物で体は冷えきっていたものの、
入場料も安い(5元だったかな?)ので入ってみることにした。
階段。
なんせ前情報ゼロなので、この階段の先に何が待ち受けているの?状態で上る・・・
気温は零下5、6℃・・・
でも、まぁものの5分もしないうちに階上へ。
故宮から眺めていたあの建物。万春亭というようです。(wikiった・・・)
wikiによると、紫禁城に殺気が入らぬよう風水的に北側に作った庭園のよう。
この万春亭に上がって振り返ってびっくり!!
この故宮を見下ろす眺め・・・忘れません。
写真では伝えきれないけど、ため息が出るほど見事な眺め。
代々の皇帝がここから故宮を眺めていたかもしれない、と思うとますます感慨深くて
離れがたくなるこの景色。
ただ、寒過ぎてiPhoneがまずバッテリー切れを起こし、(寒いと電池消耗が激しいらしい)
気づいたらバッテリーオフ状態で動かない状態になった。(大して使ってないのに!)
続いて、デジカメもイカれた!電源入れてもレンズが開かない、もしくはピントが合わない。
これも寒さのせいなのか???
万春亭の中で風をよけながら、カイロやら人肌やら総動員してiPhoneとデジカメを
温めて、なだめすかしてやっと撮ったのが、上の写真。
夕日を目当てに待っている人が多かったのかも。我々もその一味。
刻々と人が増えていったので・・・
ここから眺める夕日と、夕日に染まって行く故宮は一見の価値あり!
北京を旅行するけど、中国史に興味なし!って人でも、ここだけは行くといい。
ここから眺めると故宮の壮大さがよく分かって、歴史に興味がなくとも、かつての王朝の権勢が
伝わって来るし、単純に美しい・・・と思えると思うし。
結局、プルプル震えながらも、日が沈むまで景色を眺めてしまった。
階段を降りた所に人だかりがあったので、何かな?と見てみると、
ある皇帝が首をつった木だと説明文があった。今wikiったら、明の最後の皇帝崇禎帝が
クーデターに堪えられず、自ら命を断った木だとか。
ある国の今時の政権交代はマスコミ使って、嘘八百で人民を騙せば成るけれど、
当時政権交代するのは、為政者自らの命が危うい自体だったのだな・・・。
某国の政治家達に見せてあげたい・・・この覚悟。
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