負けるな、ニッポン!その2


昨日、懇親会に呼んでいただきました。

私の愉快な仲間のゆーいち氏の会社の社長(上海人)主催です。メンバーは・・・

・その社長ファミリー(奥様、9歳の娘さん)
・その会社と親交のある北京のアニメ会社の社長ファミリー
 (社長と旦那様、大学生の娘さん)
・その北京のアニメ会社社長の友人(報道関係とか?)
 その息子さん(7歳)
・日本語より英語が堪能な?ゆーいち氏(日本人)
・日本語のみ堪能な私

中国社会では、友達の友達は皆友達なのだそうで・・・とはいえ、明らかに
会話に置いて行かれそうな私はいったいどうしろと・・?
ま、食べるしかありませんでしたけど^^;
その模様は、また別に書きたいと思います。

主催者の社長ご夫婦、アニメ会社の社長は英語が話せます。
そして、社長の9歳の娘さん!
こちらでは小学校低学年から英語教育が始まっているそうで、
最初の簡単な英語での自己紹介をママが訳してあげようとすると、
「I can hear that!」と笑ってました・・・驚愕!
9歳ですよ!塾に通ってるんじゃないんですよ!
私だったら仮に理解できたとしても母国語で「わかってる」と言っちゃう。
それを大人たちを前に堂々と英語で答えた胆力!
・・・そして、ますます意気消沈の私・・・

北京の社長の娘さんは、会計学を勉強中。
この夏休みを利用して、デロイト・トーマツインターンとして働くために
上海へ来たそうな!もちろん、英語も達者でございます。

大学生の夏休み、バイトとサークルに明け暮れたあの頃の自分が情けない・・・涙

以下、独り言・・・

もちろん、語学が全てだとは思ってない。
当時の自分はそもそも英語に興味がなく、
受験のためにいやいや単語や文法だけを脳みそに叩き込んでいただけ。
大学入学後は、とりあえずこなしていれば卒業できるし、
英語力など関係ない就職先の方が多かったし。
そして、英語が出来ようが出来なかろうが、
日本企業に就職するなら給料などほとんど変わらなかった。
今も、語学がいかに優れていようと、
会社に結果をもたらさない限り給料に反映はしないかもしれない。

ただ、「可能性が広がる」という事実。
少子化の日本(まだ子供産んでない私がいうのも図々しい話だけど)
ではマーケットの縮小はますます進むので、
日本市場での成功の可能性を見つけるより、
世界市場での成功にこそ、無限の可能性が待っている。
日本語以外の書物を読むことができたら、視野が広がり、
そこから情報の取捨選択力も自然にUPするでしょう。

ということに気づいたのは最近。15年前に気づいていれば英語も
勉強したのかな?
それに気づかせてくれる教育を日本はしないといけないと思う。

3月の震災後の福島第一原発の事故を受けて、
日本も情報統制や隠蔽がなされているということを知り、
また、日本の技術は世界一、日本は安全という自信が
一瞬にして消えてしまいましたね・・・
そんな自信が揺らいでしまった日本人と、
国際感覚を身につけ始めた中国人がガチ勝負をしたら、
どちらが勝つでしょうか?
日本の10倍以上の人口を持つ中国・・・
彼らの1%は日本の10%に匹敵するのです。
彼らにとってはホンの一握りの人であっても、
彼らが日本語を話し始め、
中華思想と世界感覚を比較し客観的な分析ができるようになったら・・
と想像すると私は鳥肌がたつほど怖く感じます。

どう、オチをつけたらいいのか分からなくなっちゃいましたが・・笑
私は私なりに、ここで何かを学び、日本に帰ったときにその危機感を周りに
伝えて行けたらいいと思っています。


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