七宝老街で臊子面…の巻

とてもお天気が良かった5月末頃のコノ日。

久々に七宝老街へ出かけてみた。
短足のワタクシでも20分も歩けば着いてしまう場所なのに、
いや、そういう近い場所だからこそ意外と足が向かなかったりして
結構久しぶり。

文字通りの五月晴れに映える七宝老街の古めかしく作られた建物。

いつものように浅草寺の仲見世のような小吃ストリートに突っ込んでみるものの
ひとりぼっちだとアレコレ食べ歩けないので、
軽く麺類でも食べて行こうかな、とプラプラしていると、
しばらく来ないうちに新しく整備された区域が現れた。

いかにもコンクリート丸出しであまり風情はないのだケド(笑)
どうやら、今後飲食店などがどんどん入ってくるであろう建物が
出来ていた。

その一角の麺屋さんがちょっと気になって、ソコに決めた。

哒哒手擀面（七宝老街御前街）

「手」の文字が入っているとなんとなく手作りっぽいので惹かれたのネ。
実際、「手擀面」とは手延べ麺みたいな意味らしい。
肉夹馍とか凉皮とかの文字があるので、西北菜系なのかな,,,

店内に入ると調理をしているのはいわゆる”おばちゃん”で、
上海のこうしたこじんまりとした麺屋さんは
若いお兄さんが厨房にいるお店よりも、

”おばちゃん”が作ってる方が信用できるという個人的統計により

安心して麺を待っていた。

酸辣臊子面（15元＝約246円）

臊子というのは、お肉のみじん切りのこと。
臊子面は西北系の典型的な麺料理だと思う。

ま、あんまり深く考えず、辛いものが好物なワタクシは「酸辣」の文字に
惹かれてコレをチョイスしたのだケド,,,

色味は辛くなさそうで、早速ガッカリ(๑･㉨･๑)

色々なお野菜が入っていてカラフルなのはいいんだケド、
なんだかミックスベジタブルを彷彿とさせて安っぽいしさ。
（↑ 実際、お安いんだよっ！）

なんだか気が抜けて、さっとスープを口に運んでみたら,,,,

辛ーい！！∩(;; ;°;ਊ°;)∩

透明度のある白っぽいスープだったので気を抜いていたケド、
青唐辛子の辛さが一気に体を突き抜けたっ！

…...なるほどそう来たか。

酸味と青唐辛子の辛さが一体となって超さわやかっ。

麺は幅広で、もっちもち。歯ごたえも小麦臭もいい感じでなかなか！

なのだケド。

相変わらず生意気で申し訳ないのだが、コノ麺だとスープが負ける。
もう少しスープにコクが欲しい。

スープがFeaturing:青唐辛子で喉から鼻に突き抜ける感じなので、
細麺の方がバランスよさそうに感じた。

でも、実際かなり辛かったので,,,
こうした幅広麺の小麦の甘さに助けられる所はあったのかもしれない。
そういう意味でバランスをとってる麺料理なのかな？

それにしても、もう少し……もう少しだけスープの鶏とかの味を感じたい。
青唐辛子と酸味と野菜の味しかしないスープは個人的にはタイプじゃなかったかな。

私の後にお店に入って来た人が注文した炸酱面の方が美味しそうで、
なんか注文ミスったかもwと思いながら、お店を後にしたコノ日でゴザイマシタ。



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