厄落とし 〜スリに遭う〜


年の瀬も迫ってまいりましたこの頃、いかがお過ごしでしょうか?
私?ワタクシ昨日、あぁ、中国にいるのね・・・・シミジミという体験をいたしました。















・・・・財布スられました・・・・

マンションの側のバス停からバスに乗り、次の停留所で降りようと、
右肩にかけていたバッグを左に持ち替えたときに、「あれ?軽いな?」と少し違和感。

というのも、毎回出掛ける前に財布の中身をチェックするのですが、
昨日は、チェックしたついでに家の中に溜まっていた小銭達を財布に投入したのです。
財布はパンパン(←小銭で)なので、それなりに重く感じるはずなのに・・・・?

疑問に思ってバッグ内確認→・・・・財布がない!
あ〜家に忘れたんだ、と思いました。

降りる予定だったバス停で下車、すぐ反対車線に渡り、家に戻るバスを待ちます。
待ちながら・・・・まさか盗られちゃいないよねぇ・・・・?と思い立ち・・・

ふと焦って思わずタクシーを停めて乗ってしまった!
早く家に置き忘れた財布を確認して、ありゃりゃ〜ドジこいた!と自分を笑いたくて。
あ、財布ないんだっ!と乗ってから気づいたありゃりゃドジっ子(ドジ婆)な私。
交通カード(日本のSuicaみたいなもので上海ではタクシーでも使える)は少し残高が残っていたので、
タクシーの支払いは問題なさそうだと、すぐ気づいた。

寒くなったり暑くなったりしました、この間(笑)



マンションに着いたら小走りで自分の部屋へ向かいドアを開け、財布があるならあそこだな!
って場所をチェックしました。

・・・・・ない!!!!!!

出掛ける前の動線を思い出して、家の中を探す・・・・・ない!!!!!

盗られたんだ、やっぱり!!

頭の中が、ピンク色になりました。いや、これホント。不思議なんですけどね。
多分、興奮の赤と、頭の中真っ白〜ってのが混じり合うんですね、こういう時。

まず、予約していたネイルサロンをキャンセルする電話。(←意外と冷静)現金は諦めるとして、キャッシュカードとクレジットカードを止めなければ!

・・・・どうしようもないので愉快な仲間1・2に電話。
こういう時は、第三者に速やかに連絡するものです。相手は冷静なので、客観的に物事を整理してくれます。

クレカは、中国では人民に信用がないのか普及しておらず、使える場所はかなり限られている為そんなに焦りはないものの、キャッシュカードは速やかに止めたい!

愉快な仲間2曰く、銀行に聞いたら本人が銀行に赴く必要あり、依って明日朝一番に窓口まで来るべし!それまでは止められないアル!とのこと。・・・・え?

確かに代理人と名乗る人の電話で易々止めるワケにいかないってのも分からないでもない。
逆の嫌がらせもできちゃうもんね。・・・中国語が出来ない自分が悪いのか・・・

と言う事情を愉快な仲間1に話す。

愉快No.1は「あれ?過去に代理の人から止めてもらったことあるから聞いてみるよ!」
・・・・ということで、愉快な仲間1の奔走のおかげでキャッシュカードは無事保護されました。

クレジット会社(日本)に電話。すごく落ち着いた対応で冷静になれます。
「財布ごと盗まれたんですね?では、免許証や保険証は大丈夫ですか?

!!!!!!!

確かに!!・・・つい金目のものだけを気にしてしまうけど、コレ気づかないと後々やっかい。
・・・確認。家の中に置いてましたわ。っほ・・・

と思ったら、愉快な仲間1が、「あなた、マッサージ屋のVIPカード持ってなかった?」

おおおおお!確かに!
中国では、マッサージ店に限らず、ヘアサロンなどでも顧客確保の為なのか、チャージ式の会員カードをよく勧められます。
3,000元(=約36,000円)のカード買うと毎回3〜4割引きですよ^^ってな感じのものです。
私は二つのマッサージ店を愛用していて、それぞれこのカードを作ってます。
現在の残高・・・二つ足すと多分3,000元以上!!!
愉快な仲間〜!ヘルプミ〜!!!

中国語がぺらぺらな愉快な仲間2にそれぞれのマッサージ店に聞いてもらいました。
無事、一時停止処理ができました!パチパチッ☆

・・・ということで、周囲に多大なるご迷惑をお掛けしたものの、実質の被害は現金約250元(=3,000円くらい)と財布自身というところです。

財布も、まぁこういってはなんですが、上海ならではのニセ○○なんで・・・・


それにしても、普段から気をつけていたつもりだっただけに、非常に悔しい!!!!!
バッグは、内側にファスナーで閉まる部分があるもので、その中に財布は入れておりましたが、
両サイドに手が入るくらいの隙間があるデザインでした。
使う本人も危険性は感じていたので、脇の下にギュっと抱えてバスに乗っていたのですが、
自分が降りる停留所の1つ前、降りる人が多くてバス内でもみくちゃにされました。

あの間、バッグが引っ張られたりしたのは感じてましたが、混んでいるが故のこと、と
気にしませんでした。・・・多分あのタイミングでしょう・・・
やはり、全面密閉のバッグ且つ、人の多い所では前に抱える!これがリスク管理ですわね。

自分への慰めとして、バッグごとひったくられたり、傷つけられたりしなかったことが救いです。
ケータイが手元になかったら、私の語学力ではこの寒空の中、野天で死ぬ所でした。
財布だけで済んで、良かったと思うことにします。

3,000円+財布代=今年の厄落とし!!!

来年はきっと良い年にしてみたい、きっと出来るはずです。
Dr.コパの風水開運手帳&厄落とし日記 2012

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