温泉に行ってみた 後編

前回の続き

ここでは、少し動くともれなくスタッフが飛んできます。
「どこへ行きますか？」
う〜ん・・・「休息」というと、「こちらです・・・」とご案内。
あ、トイレに行きたいんだけど、と思いつつ言い出せない。（ま、典型的日本人ですからっ）

レストルームで愉快な仲間達と合流。何故か安心。貴人にはなれないみたいだわ。
いわゆる日本のSPA施設のようなレストルーム。但し、規模は小さい。
規模は小さいながらも、手元のボタンでスタッフがすぐやって来る！

カタコトで飲み物をお願いしつつ、フリーペーパーを見せてマッサージを注文。
とかいって、有料だったりして？・・・少し不安。

待っている間に、”そうだ！トイレ！！”と立ち上がりレストルームを出ると
すかさずスタッフが寄り添う。トイレに行きたいのだ、と告げるとまた案内。

トイレがまた、すっごい綺麗。・・・ここは本当に中国なのか？また思う。

トイレから出ると「どこに行かれますか？」またスタッフ・・・・
いい加減、自由にさせて欲しいと思ってしまう私は、やっぱり庶民なのか・・・・笑

レストルームに戻るとマッサージの兄さんが既にスタンバイしています。
関係ないけど、ちょっとタイプ♥　
多分、70分だったと思いますが、至福のヒトトキ。
マッサージはかなり上手です。角質取りまでしてくれます。
ワタクシ、かなり頑固な角質を隠し持っていたので、兄さん苦笑しながら頑張ってくれましたわ。

このレストルーム、一席に１つTVがついてるんですが、私のところが画像が荒れてまして・・・
スタッフ呼んで伝えると「少々お待ちください」・・・・

すぐに作業着のおいちゃん登場！！！え〜常駐なんすかね？？？これはすごい！！
なんだか配線いじって、ものの3分で直して「再見！」とさわやかに去って行きました・・・

なんだか恐るべしなSPAです。

マッサージ後、食事に向かうことにしました。わらわら移動です。

食事処もとても綺麗で、バイキング的なものを予想していた私は少しびっくらです。
コースBというメニューを置かれました・・・・コースAはなんなんだろ・・・・
日本語も書かれていて、定食4つの他に中華系の単品や麺類、カリフォルニアロール、デザート、飲料が書かれています。
うむ・・・愉快な仲間一同、これが全て基本入浴料なるものに含まれているのか分からず。

注文取りに来たこれまたイケメンなお兄さんに、イケてない中国語で質問しようとしたところ、
「あ、日本語大丈夫ですよ☆」とさわやか且つ流暢な日本語で返されました。

あらまぁ・・・、またフリーペーパーを取り出し、このプランを利用したいのだ！のだ！
どこまでがプラン内のフリーの食事なのだ？みたいなことを聞いたら、笑いながら
「全部ダイジョブですよ〜。あ、でもこれは今日は人多いけど、ナイです。」と言われる・・・・
ん？意外と流暢じゃなかったんだね。意味不明。

ま、とりあえず、このコースBなるメニューは、基本料金に含まれていると判断して、

頼みまくります。

まぁ、問題はないです。あれですね、冷凍食品とかレトルトの味。
そういう味に慣れている私には、バレちゃっただけでございます。
あ、アルコール類は別途料金です。予想通り。他に普通の有料食事メニューもあります。

お腹いっぱい、そろそろ体も冷えてきました〜。最後にもうひとっ風呂です。

食事処を出ると相変わらず寄って来るスタッフ・・・・
「お着替えですか？」いやいや、お風呂・・・「はい。こちらです。」
う〜ん、自由が欲しいよ！風呂も着替えもほとんど同じ場所だし！！！

シャワーを浴びている中国人はちらほらいましたが、お風呂に入ったのは私だけ。
基本的にシャワー文化なせいか、こういう場所でも中国の方はカラスの行水なんですかね。

湯船に入る前にシャワーを浴びた私がそのまま着替えて出ると思ったのか、湯婆婆がかまえる！
ふふ、お風呂はいるのよっ。・・・またお茶が出て来る。やはり甲斐甲斐しい。

・・・こうして、ポカポカになって、ちょっとドギマギ（←これは死語？）のお会計。

無事、258元＋ビール代でした！！パチパチ☆

頼んだらタクシーも呼んで貰えて、浴衣のおねえさんが外まで見送ってくれました。
こんなに寒いのに・・・・と思ったら浴衣の下から赤いジャージがちらり（笑）
なんだか、ほのぼの〜暖かい気持ちでバイバイです。

この値段で、半日過ごせるならアリですな！正規料金では来ないと思うけど。

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