小娘が勝手に判断する店(怒)



昨年12月のこと。

まだ七宝近辺の暮らしを満喫していた頃のことで、
コノ日も普段通り、莘庄へと出向いた。

莘庄の駅近くにあるパークソンがお目当てだったのだが、
バスを降りて歩いているときに、新しいお店が目に入った。

唯客滋小面(朱莘路270弄)

小面って、、、もしや?重庆小面(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧??

コレハ試してみなくっちゃ

意気揚々と店内に入ると、出迎えてくれるのは、、、

唐辛子っ⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾

いいねぇ、、、なんだろう、コノ胸の高鳴りは?

レジで最初に注文してお会計を済ませて席で待つタイプのお店なので
食べたいものを選び当然「重辣で!」と指定してから席に着いた。

重庆小面はココ最近中国全土に流行り出したものなので、
上海にあるお店は大体新しくてキレイだ。

お客さんも多いから美味しいんだろうな♪
と思って、ワクワクと待っていた。


抄手小面(19元=約319円)

ワタクシの大好物である重庆小面と抄手(ワンタン)が一度でに味わえる、
なんともお得な一杯のご登場っ(*'(OO)'*)ブヒ




でもね?



重辣でコノ色?全っ然辛くなさそうだし、そもそも香りが生っちょろい……。

実際、スープを軽く味見してみると、





・・・・・ホントに全っ然辛くないっ٩(๑`^´๑)۶༄༅





いくら上海だからって生っちょろ過ぎるだろ、コレ?

と思って、念のため財布からレシートを出して注文を確認してみた。




なんと、、、







微辣って書いてあるじゃないの😱!!

ワタクシ、これまで重辣と中辣はよく聞き間違えられて来た。
いずれも発音は「zhong la」で、違うのは「zhong」の声調だけだから、
そこが聞き間違えられても、ワタクシの中国語のレベルが低いのだから
仕方がないと割り切れた。

が。

今回は違う。

「微辣(wei la)」という音と「zhong la」という音は間違えないだろ?普通?

ってことで、一気に頭に血が上ったワタクシは、
レシートをむんずとつかみ、レジのお姉さんに詰め寄った。

「私、重辣で注文したのに、どうして微辣なの💢??」

どうも辛いモノばかり食べてるせいか、最近のワタクシは沸点が低いw
上海生活も5年近くなって、中国人的になったのかもしれない。
主張すべきは主張しなければならない!

すると、、、スマホをいじっていたレジのお姉さんが顔を上げ、
シラっとおっしゃった。

「上海の重辣は重慶の微辣だからそれでいいんです。」




・・・・・・





はぁぁぁぁぁぁぁぁっ💢??





重庆小面の店なんだから、重慶の辛さを求めてるに決まってんだろっ!
何をぬかすか、コノ小娘が!!!




と思ったが、、、実際ソノ場では拍子抜けするしかなかった。
なんなんだ?コノ店?

コノ小娘が勝手に判断してるわけ??
(あまりにもイラっとしたので、小娘言っちゃうケドごめんね

・・・中国語でケンカできる語彙力がないワタクシは
そのまま席に戻り、仕方なく全く辛くないソノ麺をいただくことにした。

ベースのスープはかなりあっさりしてる。
あっさりな上に辛さもないから、味気ない(ように思ってしまうw)
とにかくパンチがないのよ。麻(しびれる花椒の辛さ)もほとんど感じないし。

好物のワンタンを辛い麺と一緒に楽しめるっていうのは
非常に珍しいパターンなので、ものすごく楽しみにしてたのに辛くないなんて(泣)

卓上に辣酱があったので、レジの小娘をギロギロ睨みながらドバドバ投入してやった。
(ワタクシ大人げない?ねぇ、、、大人げない?)

残念ながら小娘はスマホに夢中でワタクシの睨みに一度も気付くことはなかった(;´༎ຶД༎ຶ`)
睨み損・・・

イライラしていたせいで入れ過ぎたかな?と思うくらいに赤くなったが、
やはりコレもイライラしていたせいなのか、それでもさほど辛く感じなかった。

ワンタンは生姜が効いた肉の餡がつまっていて、悔しいことにウマい……。

ウマいだけに悔しい。
卓上の辣酱の辛さと本来のスープの辛さはちょっと方向が違うもので、
辣酱を足したスープは元のスープの旨味を奪い去ってしまっているのだ。
・・・いや、辣酱足したのはワタクシだから自己責任なんだケドね。
元のスープが素直に重辣で運ばれて来ていてくれれば!!!
もっともっと美味しかったに違いないのにぃぃぃぃぃっ☭(;´༎ຶД༎ຶ`)☭

美味しいワンタンはたっぷり入っていて、
決して麺のトッピングというような位置づけではないようだ。

麺のボリュームは他のお店より少ないように感じたから、
ワンタンと麺をそれぞれ半人前ずつ1つの丼に入れた感じなのかもしれない。

とにかくお腹いっぱいになった。

思い返せば、決してまずかったわけではないのだケド、、、
やっぱりアノ小娘のせいで良い思い出にならなかったのが残念だ。
お店の方の人柄ってのも美味しくなるスパイスの1つなんだろうって
しみじみ思うワタクシなのでゴザイマス。
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